スーパーで買えるアボカドで種から育てる方法 ~デモゴルゴン成長記~(続編)
こんにちは、お酒で日本を南カリフォルニア化するSoCalization大統領のSHUSHIです。
おととし投稿したブログで『スーパーで買えるアボカドで種から育てる方法 ~デモゴルゴン成長記~』というのがあるのですが、当社のブログランキングでもアクセスランキング上位に入っておりまして、続編のニーズがあるのではないかと思い、続報を更新することにしました。
記録をたどるとアボカド栽培歴4年目にもうすぐなるようなのですが、そろそろベテランと称してもいいのかなと思っています。。。😎
この投稿では自称ベテランなりの経験と学び、テクニックを共有できればと思いますのでアボカド栽培に興味がある人、栽培始めたばかりという方はお付き合いください。(前回記事をまだ読んでない方はそちらを先にお読みください。種から育てる方法を紹介しています)
目次:
- 夏の栽培注意点
- 水のあげすぎ注意
- 部屋での栽培推奨
- 葉っぱもぎすぎ注意
- 鉢植え
- 種半出しの意義
- 長期不在時のオススメ水やりツール
1. 夏の栽培注意点
水のあげすぎ注意
前回記事では、複数他サイトの情報をベースに「夏は水たっぷりあげた方がいい」 と書いたのですが、「たっぷり」の加減は人によって異なる危険な表現だなと思います。
私の場合は、前回ブログ当時、受け皿使用せず室外機にのせていたので夏はそれこそ表面水浸しになるぐらいかけていました。
正直これが原因だったのか他の要因があったのかわかりませんが、実はデモゴルゴン1号、2号ともに枯れてしまいました・・・・
枯らしてしまってから追加で4匹のデモゴルゴン(アボカドの名前)栽培を開始し、以降は根の長さを意識した水やりを心がけていて、今のところ順調に育っています。
部屋での栽培推奨
水もそうなのですが、2022年夏に枯れてしまった仮説として夏が暑すぎたのではないか、という仮説もあります。
枯れてきたあたりの気温をさかのぼって調査すると、梅雨が明けて連日30-35℃のシーズンでした。
半出ししている種の表面も干からび始め、徐々に葉っぱの元気もなんとなく無くなっていったことを覚えています。
なので、仕切り直した4匹は日当たりのいいところに置きつつも、エアコンの効いた室内で育てるようにしました。
翌2023年の夏も外ではなく室内でずっと育てましたが、海外出張中で数日不在にしたときに種の萎縮や日焼けは直射日光で起きた鉢もあったものの、無事夏を越えることができました。
日焼けは種だけでなく葉っぱにも起こるので、適量な水やりとプラスして、↓のようなスプレーボトルで葉っぱにも吹きかけるようにしています。
このボトルは噴射時間が長めなので使い勝手的にもオススメです。
2. 葉っぱもぎすぎ注意
夏に限らない結構重要だと思っている学びなのですが、葉っぱはもぎすぎないように注意してください。
前回投稿では、↓のようなことを書いたのですが、特に最初の1年くらいは葉っぱはなるべくもがない方がいいのではないかと感じました。
この見解に至った理由ですが、第2陣の4兄弟を育てていた時、あまり発育の良くない子がいました。他の3匹よりも明らかに育つのが遅く、葉先が茶色くなったときにもいでいたのですが、葉数が少なくなりすぎてしまい、葉先が茶色くなっても葉をもがずに様子見することにしました。
その鉢の種は枯れてきて茶色くなって最後には無くなるのですが、根気強くあきらめずに適度な水やりと声掛け(頑張れと声かけるw)などのケアをし続けたところ、出てくる気配のなかった頭頂部から新しい葉っぱが!!!
というわけで、この経験から葉っぱも日光を受ける面積を最大化し、最大限養分を作るために必要だと思うようになりまして、葉っぱが少し茶色くなったくらいではもがないようにしましょう!というのが私の見解です。
風水的に茶色くなった葉は気になる!という人は葉っぱが増えるまで我慢するか、茶色くなったところだけ取るなどで対応しましょう。(茶色い部分はパリパリしているので簡単に取れます。そのカスも鉢に入れて土にかえすように私はしています)
3. 種半出しの意義
前回記事では、↓のようなことを書きました。
学術的な理由は相変わらず分かっていないのですが、数年育ててみて(というか2匹枯らしてしまって・・・)その意義が少しわかったような気がします。
まず、種の色が元気だと葉っぱも当然元気です。枯れるときは種も干からびています。
上の写真は 干からび始めた種です。この鉢は葉っぱも小さく栄養を作れなかったようで、結局枯れてしまいました・・・。
一方で、半出ししている種がからからになってしまったら必ず死ぬか、というとそうではないです。
このデモゴルゴンちゃんは葉っぱをなるべく残したため、種部分が無くなっても成長し続けています。(種は植替えの時にとれちゃいましたが根はちゃんとあり、そのまま植え替えたら育ちました)
ただ、前述の通り、長期不在時に元気だった種部分が枯れてきてしまう、というのは元気がなくなってきている分かりやすいサインなので、種を半分土から顔出しさせておくのはメリットはあると考えます。
4. 長期不在時のオススメ水やりツール
さてさて、「じゃあ、長期不在時はどうしたらいいの!?」という方にオススメのツールを紹介したいと思います!
Raffume 自動水やり器 留守中も安心 自動給水器 植物 水やり 留守 ペットボトル 植木鉢 自動水やり 2050円
このセラミック製と思われるツール、2024年の年末年始約1週間帰省したときに使いましたが、、、結論とても優秀な水やりツールでした!
しかもワインボトルを使うことができ、酒好きで空き瓶の一つや二つ家にあるよなSOCALIZATIONのお客様にはもってこないな便利商品ですw
仕組みは簡単、とがっている方を土にネジのように回しながら刺していき、水を入れたワインボトルを穴にさかさまに挿入するだけ。
セラミック部分がゆーっくり濡れていき、1週間程度かけて水やりできるというわけです。
7日後に自宅に戻り、確認したところ4本中1本は水がまだ残っている状態で7日間が750mlボトルではギリギリだということも分かりました。
また、種がまだ生きている鉢の種も発色変わらずでしたし、新しい葉っぱも生えて成長している鉢もありました。
※詳細紹介動画を後日公開しますのでお楽しみに。
ひとつ補足すると、直射日光は不在期間が長い場合は避けた方がいいのではないかと思います。上の写真では窓そばに置いていますが、実際はもっと内側で直射日光にならない角度の所に置いていました。
種をからした出張時は、とあるTiktok動画を参考に、空きペットボトルと綿棒と割りばしを駆使した水やりツールを自作して自宅を発ったのですが、調整が上手くいかず、水が全く出ていなかったし、鉢からボトルが落ちているのもありました。
それと比較しても、ちゃんとしっかり深くさせて、安定しているこの Watering Spikes は非常に優秀な商品かと思います!
それでは今日はこの辺で! SoCalize & Socialize!