ルハン･デ･クージョは歴史的にもメンドーサの主要なワイン生産地として知られる地域です。果実味溢れる極上アルゼンチン・カベルネ。緑がかった麦色で、アロマはフレッシュでデリケートで、青りんご、洋梨、タイム等を感じます。ワインの余韻は長く、バラン良い酸とミネラルがあります。ジメジメしていた2016 から一変して、2017 年はラニーニャの影響でとても乾燥した生育期でした。春先の平均気温は例年よりも低く、後半の霜で収量が激減しました。2 月は涼しく雨も降りました。収穫は遅れて2 月16 日に始まり、4 月20 日に全てを完了しました。収穫時の天気と気候は素晴らしく、健全でクオリティが高いブドウを収穫しました。収量は1 エーカー辺り3.5~4.5トンでした。標高1,100m の高地にある畑。ブドウはVSPにて仕立てられ、ドリップ式灌漑方を採用。平均樹齢は15年。粗い砂質ローム、上部は土壌浸食によって削られた尖った岩が散乱している。土着酵母と厳選した酵母を使用。MLF を一次発酵と同時に樽の中で行います。12 ヶ月間シュール・リーにて熟成。フレンチオーク新樽を50％使用。無清澄で2018 年3 月に瓶詰め。「ブラマーレ」とは紀元前のイタリア・トスカーナ地方で使われていたエトルリア語で「恋こがれ切望する」と言う意味です。このヴィンヤードの所有者でイタリア移民のマルキオリ・ファミリーに敬意を表して付けられた名前です。マルキオリ・ファミリーが切望し続けた極上のワインがこの畑のブドウからやっと出来上がりました。ブラマーレ・ブランドは、メンドーサで最良のブドウ産地とされるルハン・デ・クージョとバジェ・デ・ウコのサブアペレーションのテロワールの違いを飲み比べる事ができる教材的ワイン。ルハン・デ・クージョは果実味、バジェ・デ・ウコはスパイスが特徴的です。