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Scheid Vineyards

Scheid Vineyards Gewürztraminer 2021

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モントレー最大の家族経営のブドウ栽培農家であり、ワインメーカーであるシャイド・ファミリー。

実際にその名を目にすることが少なくとも、この地域の多くの有名ワイナリーで彼らのブドウは使用されています。

アメリカ国内でも数少ない風力自家発電を持ち、サステイナブルにも大きな力をいれているシャイド・ファミリーの、通常はテイスティング・ルームを訪れないと手に入れる事の出来ない貴重なワインが、このシャイド・ヴィンヤーズ・シリーズです。

<数量限定品>ゲヴュルツトラミネールは、フランスのアルザス地方を中心に世界中で栽培されている芳香族系の品種です。

ドイツ語の「ゲヴュルツ」は「スパイス」を意味しますが、ゲヴュルツトラミネールを素晴らしいものにしているのは、まさにその特徴にあります。

2021年のゲヴュルツトラミネールは、ライチ、パイナップル、柑橘類のアロマとスイカズラのフローラルな香りを持つ芳香の強いワインです。

味わいはミディアムボディで、バランスの取れた酸味と明るいトロピカルフルーツの香り。

残糖と爽やかな酸味の完璧なバランスは、このワインに素晴らしい多様性を与えており、アペリティフとしてだけでなく、様々な料理と合わせても美味しいワインです。

スパイシーな味付けの料理、ソフトミルクチーズ、新鮮なフルーツ、バルサミコソースをかけたリブ、スイートポテト・ピーカンパイなど、休日の食卓にどうぞ。

ブドウは自社畑ヴィエント・ヴィンヤードで栽培されたものを主に使用しています。

Vientoという名前はスペイン語で風を意味し、この爽やかなブドウ畑は、毎日午後2時頃にブドウ畑の回廊を吹き抜けていく頼もしい風にちなんで名付けられました。

冷涼で風の強い気候が、ゆっくりとしたブドウの熟成を可能にし、素晴らしいゲヴュルツトラミネールを生育します。

果実は小さな実と房が特徴で、独特の焼けたピンク色をしており、色素の多い果皮は、しばしばワインに深い黄金色を与えます。

スパイシーなゲヴュルツの味わいは、ブドウをそのまま食べても感じる事が出来ます。

モントレー・カウンティはもともとハングタイムが長いことで知られていますが、2021年の生育期は穏やかな気温に恵まれ、その期間がさらに長くなりました。

シーズンの最初には、1月下旬に異常なほど大量の降雨に見舞われました。

夏になると干ばつの状態に戻り、それに加えて海洋性の霧が常に覆うようになったため、ブドウの成熟が遅れました。

夏から初秋にかけては、海洋性の霧が沖合に移動し、遅めでしたが待ち望んでいた陽射しと暑さが訪れました。

ブドウが樹にある時間が長くなったことで、果実はゆっくりと成熟し、洗練されたフェノールの発達と素晴らしい果実の品質がもたらされ、2021年ヴィンテージのワイン全体に輝きを放つようになりました。

このワインは、プレスした後、低温で落ち着かせ、ドイツで開発されたシュタインベルグ酵母を使用しました。

シュタインベルグ酵母は、長い発酵時間をもたらし、果実の特徴を高めることで知られる酵母です。

この品種のアロマとフルーツの特徴を高めるために、果汁は非常に低い温度でステンレスタンクにてゆっくりと発酵させました。

発酵終了前に冷却し早めにフィルターをかけることで、自然な甘みを残し、果実味と口当たりを良くしています。

シャイド ヴィンヤーズの創立者、アル・シャイドは1972年にカリフォルニア州・モントレー郡のグリーンフィールドの町はずれに4 haの土地を初めて購入しました。

当時のモントレー郡はワイン用葡萄の栽培がまだ始まったばかりでしたが、アルはこの地域のワインづくりの将来性に強く惹き付けられました。

そこで葡萄栽培用気候地域分布地図を1960年に作成したカリフォルニア大学 デイヴィス校の葡萄栽培の権威、A. J. ウィンクラー教授に相談をしてリージョンⅠからリージョンⅣまでの地域を持つモントレー郡内に土地を順次購入し、各リージョンに適した葡萄品種を植え付けていきました。

アルの創立したシャイド ヴィンヤーズは順調に発展し、1986年に長男のスコットが、1988年に葡萄栽培のスペシャリスト、カート・ゴルニックが、そして1992年には娘のハイディが経営に参加し、更なる発展を遂げました。

今では南北112kmに及ぶサリナス渓谷のリージョンⅠからリージョンⅣまでの地域に12の自社畑(合計1,600ha)を所有するまでになりました。

また、180万ケースの生産能力を持つ最先端の設備を誇るワイナリーと手づくりワイン用の小さなワイナリーを建て、ワールド・クラスのモントレー産のワインをつくり続けています。