ブレア・ヴィンヤード(ダックホーンのスリー・パームスの隣、カリストガ)のメルロを中心に、ナパ・ヴァレー各地の銘醸畑を使用。目指すは、ボルドー右岸、ポムロール・スタイルのメルロ主体のワイン。ワインメーカー・ブノワ・トゥケのオリジンでもありまさに真骨頂。ナパ・ヴァレーのメルロらしい果実味とシルクのような口当たり、エレガントな酸、バランスの良いしっかりとしたタンニンが凝縮。
創業2002年から造るレアム最初のブレンド・ワイン。ナパのメルロの聖地ダックホーンのスリー・パームス・ヴィンヤードに隣接する畑ブレアからスタート。
畑: ブレア・ヴィンヤード(カリストガ手前、ダックホーンのスリーパームスに隣接)
ファエラ・ヴィンヤード(クームスヴィル、レアムが共同オーナー)
ベクストファー・オーチャード・アヴェニュー・ヴィンヤード(オーク・ノール)
2002年創業時から造られるナパ・ヴァレーの各地の畑をブレンド、メルロ主体で造られる。2002年時には素晴らしい品質のメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが一つの畑から入手できるという千載一遇の幸運と驚き。このワインに命名した「嵐」を現わすような「パーフェクト・ストーム=完璧な嵐」だったと今思い起こせる。
メルロのベストな畑チョイスを考えると、カリストガにある「スリー・パームス・ヴィンヤード」が思い浮かぶ。その隣のほぼ同じ土壌の畑であるブレア・ヴィンヤードから完熟し、濃厚で凝縮したメルロと、涼しいクームスヴィルとオーク・ノールにあるファエラ・ヴィンヤードとベクストファー・オーチャード・アヴェニュー・ヴィンヤードから冷涼メルロをブレンドする。
目指すは、ボルドー右岸、ポムロール・スタイル。フランス・ボルドー出身のブノワ・トゥケの真骨頂を発揮できるワインである。ナパ・ヴァレーのメルロらしい果実味とシルクのような口当たり、エレガントな酸、しっかりとしたタンニンがバランス良くまとまっている。
今後は邸宅の解体、畑は植え替えが必要で、5ブロック2haまで増やすが、ブッシュ・クローンは移植し、0.2haのブロックとして今後も歴史と共に引き継がれていく。生産量200cs/年
ラベル
シェイクスピアの著作「嵐/ ザ・テンペスト3」を名に冠する。調和と和解の世界を描くロマンス劇さながら、調和の取れたメルロの穏やかさと複雑さをイメージして命名。2021ヴィンテージから新ラベル。イギリス人油絵画家・教授のリチャード・トウォーズが前のラベルにリンクスする色合いで、積み上げた椅子がバランスを取る様がメルロのバランスを現わす。
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: メルロ75%
ブレンド品種: カベルネ・ソーヴィニヨン20%、マルベック5%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
畑: ブレア・ヴィンヤード/ Blair Vineyard, ファエラ・ヴィンヤード/ Farella Vineyard, ベクストファー・オーチャード・アヴェニュー・ヴィンヤード/ Orchar Vineyard
ワインメーカー: ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.6%