サシ・ムーアマンは1996年からサンタ・バーバラでワイン造りを始め、修業はオーハイのアダム・トルーマックに師事しました。フランスの伝統にのっとったクラッシックで自然体のシラー造りが根底にあります。「PS」はピエドラサッシの入門ワインの位置づけで、ピエドラサッシで造るサンタ・バーバラのシングル・ヴィンヤードやその他の優良な畑の若木をメインに使いながら、強く抽出せず、まろやかで飲みやすい適度な果実の凝縮感ミディアム・ボディーのエレガントなフレンチ・スタイルに仕上げている。
サシ・ムーアマンは1996年からサンタ・バーバラ・カウンティでワイン造りを行っています。
最初の修業はオーハイ・ヴィンヤーズのアダム・トルーマックの元でした。
アダムはテロワールを反映したフランスの伝統にのっとったクラッシックで自然体のシラー造りをサシに教え、今のサシのワイン造り=テロワールに根ざし、フランスの伝統にのっとり、人の介入を極力減らすワイン造りの根底となりました。
その後、サンタ・バーバラ各地の葡萄畑からのワインを造り、各地の特徴を熟知することが出来、ピエドラサッシのコンセプトに合った葡萄を選択することができています。
この「PS」はピエドラサッシの入門ワインとなる位置づけで、ピエドラサッシで造るサンタ・バーバラのシングル・ヴィンヤードやその他の優良な畑の若木をメインに使いながら、強く抽出せず、まろやかで飲みやすいスタイルに仕上げています。
テクニカル情報
醸造:天然酵母、SO2無添加、10%全房醗酵、数年使いのパンチョン(500リットルの仏産樽)で15か月熟成、フィルター無し、人工的な清澄無し、瓶詰時のSO2使用は極僅かの為、アロマが際立っています。
畑情報
PSシラーには、サシがセレクトした数か所の畑がブレンドされており、シラーの特徴であるスパイシーで黒胡椒のニュアンスとプラムのふくよかさが現れ、適度な果実の凝縮感があるミディアム・ボディーのエレガントなフレンチ・スタイルのシラーに仕上がっています。
主な畑は、ハリソン・クラーク(1999年に植樹、粘土と石灰質土壌バラード・キャニオン サンタ・バーバラ東)、セバスティアーノ(2008年植樹、粘土と石灰質土壌サンタ・リタ・ヒルズ東)、パターソン(SRH東・北向き)、カーサ・カサッラ(SRH東・南東向き)、ビエン・ナシード(1973年植樹、粘土堆積土壌サンタ・マリア)、リムロック(1988年植樹、砕けた頁岩土壌アヨロ・グランデ)様々な個性を引き立てながら全てのバランスが取れた仕上がり。
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シラー100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: サンタバーバラ・カウンティ/ Santa Barbara County
備考: Parker Point 92 (Wine Advocate Dec. 2023 by Erin Brooks)
ワインメーカー: サシ・ムーアマン/ Sashi Moorman
醸造: 天然酵母にて発酵、全房比率10%、SO2無添加
熟成: 仏産樽にて15か月熟成(500リットルのパンチョン)、ノンフィルター。
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 13.4%