F.ジョンソン・ヴィンヤードから8月末に綺麗な酸とフレッシュな果実を収穫、樽は使わず、ステンレス・タンクで発酵を始め、100%マロラクティック発酵をステンレスタンク内で終わらせまろやかさを導く。数か月タンクで落ち着かせた後、ボトリング。花やトロピカルフルーツの香りと、柑橘類、クレームブリュレ、バター風味がまろやかな味わいの中に溶け込む。中程度の酸味がフレッシュなライトボディのワインで余韻はまろやかですっきりしている。
ヴィンテージ情報
2022年は雨がほとんど降らず生育期を通して温暖な気候であったため、収量は少なくなったが、その分葡萄は品種の特徴である風味が豊かで、アロマは凝縮し、穏やかな酸味をもつ果実となり、8月の最終週に収穫された。
テクニカル情報
醸造・熟成:ワイン造りの目標はシンプルだ。この品種の果実味に焦点を当てることは、シグネチャー・セレクション・シャルドネを造る上で特に重要である。ステンレス・タンクで発酵させ、果実の新鮮な味わいを引き出すことに注力した。マロラクティック発酵もタンク内で行っている。オーク樽は使っていない。
テイスティング・コメント
白い花やトロピカルフルーツのアロマ。柑橘類、ベーキングスパイス、クレームブリュレ、バターの味わい。まろやかで爽やかなフィニッシュがある。
畑情報
フランク・ジョンソン・ヴィンヤード
40年以上前にシャルドネを植え、以来ペドロンチェリの主要畑となった。
ジョン・ジュニア・ペドロンチェリとヴィンヤード・マネージャーのランス・ブレークリー(ジム・ペドロンチェリの娘婿)はジョンソン・ヴィンヤードのある特定の区画をこのワインのためにとっておいた。
同畑は2つのAVA、南側はラシアン・リヴァー・ヴァレー、北側はドライ・クリーク・ヴァレーにまたがるが、このワインの区画はドライ・クリーク・ヴァレーに属している。
海からの霧と二つの川の合流点に隣接するという、2つの冷涼な気候の要素が高品質なワインを造りだす。
ヴィンテージ: 2022年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ノーザン・ソノマ/ Northern Sonoma
ネステッドAVA、他: ドライ・クリーク・ヴァレー/ Dry Creek Valley
畑: F.ジョンソン・ヴィンヤード/ F. Johnson Vineyard
ワインメーカー: モンス・リース/ Montse Reece
醸造: ステンレス・タンク醗酵後、米産樽に移して醗酵
熟成: 米産樽にて8か月熟成、マロラクティック醗酵100%
キャップ: スクリュー・キャップ
アルコール度数: 14.1%
JAN: 86942250024