セント・ヘレナ西側山麓斜面の鉄分を多く含む母岩と石がちで水はけの良い堆積粘土土壌。0.4haの小さな区画。コンクリート・エッグ、仏産樽(新樽、数年使い)、小さなステンレス樽にて醗酵・熟成約9ヵ月。ネクタリン、ライチ、ハニーサックルのアロマ、石の様なミネラル感が顕著に香る。口当たりはトロっとしてしなやか、バランスした酸が心地良く、リッチで厚みがあり、レモンクリーム、スペアミント、乾いた石、柑橘類の皮のニュアンスが長い余韻と共に楽しめる。
元コルギンのポール・ロバーツ曰く「注目に値する新ワイナリー。特にソーヴィニヨン・ブランはレアにして秀逸!」
テクニカル情報
ソーヴィニヨン・ブランは0.4haの極小栽培。
ワインメーカーのモーガン・モレーズが全ての区画を収穫前にチェックし、目視、味覚そして科学的な分析を経て収穫時期を決定。
小さな区画ながら、成熟具合をクローン別に細かくチェックし、小さなロットに分けて収穫。
醸造:全房で優しくプレスし、えぐみが出ないように注意し、コンクリート・エッグ、仏産樽(新樽、数年使い)、ステンレスの小樽にて醗酵・熟成9ヵ月。
区画・クローン毎の個性を引きだした後にブレンド。
テイスティング・コメント
美しい淡い黄金色、瑞々しい果実が満載。
香りには白桃、クレメンタイン・オレンジ、ジャスミン・ティー、ハチの巣蜜、パイナップルやグアバなどのトロピカル系のニュアンスも感じる。
口当たりはトロっとしてしなやか、バランスした酸が心地良く、リッチで厚みがあり白桃やレモンクリームを思わせ、乾いた石の様な鉱物的なミネラルも長い余韻の中に存在する。
やや冷やし目/10℃位で飲んでいただくと今すぐでも楽しめ、5~10年セラーに保存いただければ更なる深みがでてくるであろう。
ヴィンテージ: 2020年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: ソーヴィニヨン・ブラン78%
ブレンド品種: ソーヴィニヨン・ムスク22%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
畑: マルシアーノ・エステート/ Marciano Estate
備考: 限定数入荷 Parker Point 93P, Wine Advocate Dec., 2021 by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: モーガン・モレーズ/ Morgan Maureze
醸造: コンクリート・エッグ、仏産樽(新樽、数年使い)、ステンレスの小樽にて醗酵・熟成9か月
熟成: 同上
土壌: 鉄分を多く含む母岩、石ころが多く混じる水はけの良い堆積粘土土壌
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%