世界の数多くのトップ・ワイナリーのコンサルタントをしているミッシェル ロランの醸造家・ミッシェル ロランと、ワシントン州のワイン・ヴィジョナリー(先見の明を持った作り手)アレン シュープとチームを組んでつくりだしたメルロ。
ポムロールの醸造家であり、世界のトップ・ワイナリーのコンサルタントでもあるミシェル・ロランが、この特別限定発売ワインのビジョンを提示しています。
この華やかなワインはダーク・チェリーの香りの核を持ち、熟したブラックベリーの風味は、ほろ苦いチョコレートと心地よい黒鉛のニュアンスで縁取られています。
シームレスで均整の取れたテクスチャーを持ち、入口から中盤にかけて豊かな口当たりを持ち、余韻の長いフィニッシュへと続きます。
コロンビア・ヴァレーの温暖な地域であるワルーク・スロープのワインバウ・ヴィンヤードのブドウを主に使用し、フレッシュでダークな果実味と美しいアロマが幾層にも重なったメルロを生み出します。
ここにレッド・マウンテンのカベルネ・ソーヴィニヨンがワインに骨格を与え、ホース・ヘヴン・ヒルズのソネット・ヴィンヤードの少量のマルベックが、凝縮感とほのかなスミレの香りを加えています。
2019年は並外れた品質と一貫性を備えた素晴らしい赤ワインができた年でした。
シーズンはゆっくりと始まりました。
予期せぬ冬の終わりの雪が3月中旬まで持ちこたえ、その結果、土壌の温暖化が遅れました。
4月の芽吹きも遅れましたが、5月には気温が上昇し、開花が加速しました。
夏の間は穏やかな天候が続き、急激な気温の上昇はありませんでした。
秋にかけても穏やかな気温が続きました。
ブドウの成熟は遅かったものの、そのおかげで果実は生理学的に完全に成熟し、フレッシュでエレガントなスタイルが際立つヴィンテージとなりました。
手摘みで収穫されたブドウは、発酵前に二度にわたって選別され、強いタンニンを与える可能性のある茎を取り除きました。
その後、ほとんどのロットを低温浸漬し、豊かさと風味を造り上げてから、1,500ガロンの直立フレンチ・ウッド・タンクで全房発酵を行いました。
発酵中は優しくポンプオーバーを行い、色合いを良くし、味わいに豊かさを加えています。
そして完成したワインは、ミッシェル・ローランの故郷であるサンテミリオンの隣にある2つの最高品質のクーパー、シルヴァンとミレーのフレンチ・オーク樽(新樽比率85%)で22ヶ月間熟成しています。
ロング シャドウズは2002年にワシントンワインのヴィジョナリー(先見の明を持った)アレン シュープによって設立されました。
シュープは1984年から2000年までの間シャトー サン ミッシェルの社長兼CEOを務め、世界的に高名なイタリアのピエロ アンティノリ (コル ソラーレ)とドイツのドクター ローゼン (エロイカ リースリング)との国際的なワインづくりのパートナーシップを築きました。
ロング シャドウズはこの成功を礎に世界の主要なワイン産地の偉大なワインメーカーのエリート集団をワシントン州に招き、ワシントン州のコロンビア ヴァレーのブドウ栽培地の素晴らしさを明示するワールドクラスのワインをつくる為に設立されました。
それぞれのワインメーカーはシュープとワイナリー在住のワインメーカージル ニコールと個別にパートナーを組み、個々の典型的で最高品質のワインを各々の醸造法でつくり、独自のボトルに詰められています。