私たちのエステート・ペリジーは、セブン・ヒルズ・ヴィンヤードの特徴である豊かな高貴さ、魅惑的な香りと大地を感じるという構成をしっかりと捉えています。
レコールは1993年以来、セブン・ヒルズ・ヴィンヤードのワインを造っており、この素晴らしいフラッグシップワインを造るために、私たちは最も古く、最も優れたブロックのブドウのみを手作業で選別しています。
ペリジーとは地球を回る月や人工衛星が、軌道上で地球に最も接近する点。
近地点と言う意味です。
ペリジーは、セブンヒルズ・ヴィンヤードの特徴である杉とダークフルーツの香りを、上品な骨格で縁取った典型的なワインです。
スパイスの効いたブラックベリーやボイセンベリー、タバコ、甘草のアロマが広がり、スミレやプロヴァンスのハーブのようなフローラルなニュアンスも感じられます。
ベルベットのような口当たりで、複雑かつシルキーなフィニッシュが特徴です。
レコールは数々の受賞をしているセブンヒルズ・ヴィンヤード(69ha)のオーナー・パートナーです。
土壌は地質学的には若く、ミネラルを豊富に含んだ黄土(風に吹かれた堆積土)です。
1981年に植えられたこの畑は、サステイナブルとサーモン・セーフの認証を受けており、ワイン&スピリッツ誌の「世界の10大ヴィンヤード」の1つに選ばれています。
・全体的に温暖な生育期と厳しい収穫期にもかかわらず、レコールに高品質のヴィンテージをもたらしました。
・2月と3月は寒くて雪が降ったため、畑の剪定が遅れ、4月下旬から5月上旬に芽吹きが起こりました。
その後暖かな5月が樹冠の成長と開花を加速させました。
・7月は気温が低かったため、積算温度が低めとなり、果実の色づき期が平年より7~10日遅れました。
8月は例年通りの暖かな天候となりましたが、38度を超える気温の上昇は数回にとどまっています。
・9月初旬には暖かな天候が続き、平年並みの収穫が始まりましたが、やや雨が多く気温が低かったため、収穫は遅れました。
9月末に軽い霜が降り、さらに凍結の予報が出ていたため、収穫を急ぎ10月の最初の2週間で60%の果実を収穫、凍結の影響で10月第2週にはシーズンが終了しました。
・自然な酸味と印象的なストラクチャーを持つ、美しくエレガントなワインが仕上がりました。
40年近くにわたる綿密なブドウ畑の管理とワイン造りの経験は、私たちのワインの品質と卓越 した評価の基盤となっています。
私たちは、自社のワインの栽培と醸造の全ての工程に携わっています。
ロットごとに完熟したブドウを手摘みで収穫し優しく圧搾、1.5トンと5トンのステンレスの発酵槽を利用します。
ワイン造りの全工程において、手作業でのパンチダウンや機械を使わず重力を用いて果実を優しく扱います。
ワインは新樽率40%のフランス産の小樽に移し、22ヶ月間に4回の澱引きを行いました。
レコールNo41とはフランス語で41番地の学校という意味を持ちます。
ラベルに描かれているのは歴史的価値の高い当時の学校で、この地がフランス系カナダ人が多く住むフレンチタウンだった事からその名を付けました。
創業当時からこの学校がそのままワイナリーになっています。
レコールNo41はワラワラ地区で3代続く3番目に古いワイナリーでワシントン州で最も評価が高く有名な手造りワイナリーの一つです。
世界でも非常に多くの受賞をしており、ワインエンスージアスト誌で世界のTOPワイナリー100に15回選出、また2014年にはエステート・ファーガソンが世界のボルドー・ブレンドとして優勝しました。
最近では2021/22年度のワイン業界で最も影響を与える人々のひとりにオーナーのマーティ・クラブが選出されました。
この賞は、マーティのリーダーシップ、革新性、着想力、そして米国のワイン文化に与えたポジティブな影響力を評価したものです。
レコールはワシントン州の歴史の深い偉大なブドウ畑と長期にわたり良好な関係を築く一方で、ワラワラで最も古いセブンヒルズ・ヴィンヤードへ継続的に投資しその質を国際的なものに向上し続けるワイナリーとしても名声を得ています。
ワイン業界で最も影響を与える人々のひとりにオーナーのマーティ・クラブが選出されました。