ラベルの動物:ホオジロザメホオジロザメは、サンフランシスコの北、ソノマ・コースト沿いの冷たく荒々しい海に頻繁に出没することで知られています。
この地域では、ブドウ畑は霧やミスト、そして夏の冷涼な気温と戦っています。
このような要因によって、ブドウの酸が保たれ、ワインに求められる骨格と、わずかな噛み応えが生まれます。
ジャガーナットのシャルドネにふさわしい真のトップ・プレデター(捕食者)を選ぶとしたら、我々の 「偉大な白 」にこれ以上の適役はいないでしょう。
このシャルドネの複雑で洗練された口当たりは、フレンチオークとアメリカンオーク、ステンレスタンク、シュール・リー熟成のコンビネーションによって生み出されています。
オーク樽から感じられるバニラビーンズやバタークリーム、ステンレスタンクから感じられる核果品種の特徴、そしてシュール・リー熟成から生まれるまろやかで贅沢な口当たりなど、それぞれの手法が最終ブレンドに特別なものをもたらしているのです。
一口目から、爽やかな味わいを感じるバランスのとれたシャルドネです。
冷涼な気候で育ったこのシャルドネは、さわやかな青リンゴ、アジアの梨、レモンメレンゲパイが主役です。
中盤には核果、スイカズラ、黄色いプラムのほのかな風味が広がり、樽発酵とシュール・リー熟成による、バニラビーンズの豊かな風味がこのシャルドネを仕上げています。
バランスのとれた酸が、この快活なワインに骨格を与え、完璧な口当たりを体験出来ます。
ソノマ・コーストで素晴らしいシャルドネが生まれる理由ソノマ・コーストでは、一年中霧と強風に見舞われます。
この地では標高の低い畑のブドウでさえも、シャルドネやピノ・ノワールなどのブルゴーニュ品種を完熟させるため、一滴の光も逃すまいと奮闘しています。
その結果、糖度が低く、酸度が高いブドウが育ち、骨格がしっかりして、さまざまな料理に合う爽やかな味わいが生まれるのです。
困難を乗り越える事でのみ誕生する。
このワインのブドウは、困難な状況下で育ちます。
真の勇気と決意のみが素晴らしい結果を生むのです。
決意を持ったカベルネの樹は、急な岩場の斜面に根を張り、生命を維持するための水分を求め深く伸び、不屈のピノ・ノワールの樹は、荒れ果てた条件の中で風や霧にさらされ、長い生育期間中の貴重な暖かさと日光の時間を得ようと、揺るぎなく耐え忍びます。