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I Giusti & Zanza

I Giusti & Zanza Nemorino Costa Toscana Rosso I.G.T. 2021

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色調は濃い紫色。香りにはマラスカチェリーやマンモラ(スミレの花)が感じられます。ドライでまろやかな味わい。タンニンは控えで余韻は長く続きます。アペリティフやパスタ、白身や赤身肉のグリルとおすすめです。樹齢10~25年。植樹率7,000~10,000本/ha。ワインの熟成には6~8カ月をかけ、300Lと500Lのミディアム・トーストのフレンチオーク樽を使用します。ワインが出来上がるとコンクリートタンクに貯蔵します。瓶詰めの前に、軽く濾過をします。瓶詰め後、更に6カ月の熟成を経て出荷されます。ブレンド比率はヴィンテージ毎に少し変わることがあります。主要品種はシラーで60%ほど、メルロとサンジョヴェーゼに加え、アリカンテを少しブレンドします。ジュスティ・エ・ザンツァは、キアンティやモンタルチーノ、ボルゲリのような既存の有名産地に対抗すべく、全く新しい産地で、新しいトスカーナワインの可能性を追求しているカンティーナです。トスカーナの北西部、リヴォルノとピサに近いファウリアはアルノ川の左岸に位置し、ボルドーのメドックにも類似する気候です。1995年にパオロ・ジュスティ氏が、敷地35haの古いカンティーナを買収しました。元建築家であるオーナーのパオロ・ジュスティ氏と、約10年に渡りパオロを助けるモニカ・マッソーニ女史、2009年より参画したエノロゴのパオラ・カレッラ女史の3人が中心となり、常に畑とぶどうと対峙しながらワイン造りを行っています。

現在17haでぶどうを栽培し、完熟したぶどうを全て手作業で収穫します。土壌は砂質に石灰・粘土が混ざっており、際立った水捌けの良さがこのカンティーナが高品質のワインを生産するキーポイントになっています。発酵は、自然の状態を保つため、敢えて温度管理をしないセメントタンクを使用し、18~21日間実施します。また発酵途中にぶどうの種子を取り出すことにより、ワインのエグミを抑えているなど、独自の工夫を凝らしています。熟成はほとんどフランス産の樽にて行っています。現在、数多くの一流レストランのワインリストに掲載され、また、様々なワインジャーナリストやワイン誌で高評価を得ています。Dulcamara、Belcore、Nemorino、Adineは、ガエターノ・ドニゼッティーの歌劇「愛の妙薬」に登場する中心人物の名前に由来しています。ワインのラベルは、イタリア工業デザインの巨匠、故エットーレ・ソットサス氏によるものです。

2015年ヴィンテージよりビオロジック認証取得をしました

(NemorinoBianco除く、EUオーガニック認定、SuoloeSalute)