各キュヴェを別々に醗酵・熟成(仏産樽-数年使い)。約1年後にブレンドし、更に樽に戻し合計で24ヵ月樽熟成。葡萄はドメーヌ・エデンの畑と、近隣のサラトガとロス・ガトスにある優良な4つの畑をブレンド。醸造はマウント・エデンと同様。マウント・エデンがソロ・シンガーであれば、このカベルネは合唱。いろいろな要素があわさり、サンタ・クルーズ・マウンテンの特徴を描き出す。
メインのカベルネ・ソーヴィニヨンは自社畑(Mount Eden とDomaine Eden)と自社畑以外にサラトガやロス・ガトスから調達した3つの畑の葡萄をブレンドしている。
その3つの畑の生産者達はマウント・エデンのパターソン夫妻と親しく付き合い、高品質な果実を得る為に栽培管理について相互で話し合いをしている。
マウント・エデンでの研究成果をあてはめ、涼しい気候の中での栽培で収量を抑えて、最も果実が熟した時点で収穫することで、バランスのとれた味わいを実現している。
テクニカル情報
収獲:2018年の冬は寒く雨が降り、春は5月にまとまった雨が降り、まずまず例年並みの収穫量となった。収穫は9月下旬から10月にかけて行われた。
醸造・熟成:各ロットは別々に発酵させ、数年(2~5年)使いの仏産樽(2/3)と米産樽(1/3)で1年目は別々に熟成させ、2年目の冬に30以上のロットをブレンドし、その後再び樽熟成させた。(合計約24ヵ月熟成)
テイスティング・コメント
マウント・エデンのエステートが独唱であるのに対し、ドメーヌ・エデンは合唱である。セパージュに含まれる5つの品種の特徴を反映させた複雑な味わいのワインは、カラント、セージ、ミント、甘やかなオークのアロマを持つ。エステートに比べてタンニンと酸味が穏やかで、リリース仕立てから早めに楽しめるが、長く熟成させることも可能で、その間に美しい進化を遂げるだろう。
ヴィンテージ: 2018年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン82%
ブレンド品種: メルロ13%、カベルネ・フラン2%、プティ・ヴェルド2%、マルベック1%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: サンタ・クルーズ・マウンテンズ/ Santa Cruz Mountains
畑: 自社畑(マウント・エデン&ドメーヌ・エデン/ Mount Eden&Domaine Eden)と、サラトガやロス・ガトスから調達した葡萄を使用
備考: Wine Spectator 91 (Nov. 15, 2022)
ワインメーカー: ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson
醸造: 各ロット別々に発酵
熟成: 樽熟成24か月
土壌: ドメーヌ・エデン:ロス・ガトス・クレイ・ローム土壌、マウント・エデン:フランシスカン・シェール土壌
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.0%
JAN: 791066200731