ワシントン州で2番目に古いカベルネ・ソーヴィニヨンである、ハリソン・ヒルの畑は1962年に植樹され、主にデリールの単一畑のレッドブレンド、その名も「ハリソン・ヒル」に使用されています。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カブ・フランのブレンドは、個性的でエレガント、そして "somewhereness:テロワール "を表現しています。
ハリソン・ヒルは、ワシントン州で10番目の指定ブドウ栽培地域であるスナイプス・マウンテンAVA(ヤキマ・ヴァレーAVAの境界線上にある)の一部となりました。
スナイプスマウンテンAVAは、ヤキマバレーAVAにはない高台の地形とユニークな土壌が特徴です。
このAVAはワシントン州でレッドマウンテインAVAに次ぎ2番目に小さいAVAです。
オーナーのスティーブ・ニューハウスは、州内で最も低い収量を確保するよう心がけています。
その結果、ワインは複雑で、表情豊かで、"somewhereness:テロワール "を表した味わいに仕上がります。
このワインはエレガントなブラックチェリーのキャラクターが特徴的だったので、シングルヴィンヤードワインとして瓶詰めすることを決めたのです。
この畑ではカベルネ、メルロ、カベルネ・フランを2ha栽培しています。
この目立たなかった2haのハリソンヒル・ヴィンヤードの畑が、再びその輝きを見せています。
ちょうど6ヶ月の瓶内熟成を経たこのワインは、その早い段階で非常に多くのことを表現しており、テロワール主導のキュヴェの最高の例と言えるでしょう。
シガーボックス、クランベリー、ブラックカラント、新鮮なトリュフがグラスから軽々とあふれ出しています。
素晴らしい抑制力とハーブのニュアンス、際立ったシルキーなストラクチャーは、オールドワールドと比較され、多くのエレガンスをもたらしてくれる樹齢60年のブドウの木に思いを馳せることになるのです。
この魅力的なワインは、20年間は辛抱強くセラーで熟成させることができるでしょう。
24~36時間の低温浸漬の後、14~16日間皮と一緒に発酵、野生酵母を一部使用、フレンチオーク(新樽100%)で20ヶ月熟成。
8ヵ月間瓶熟成させてリリース。