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Cristom Vineyards

Cristom Vineyards Pinot Noir Louise Vineyard 2021

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クリストムがこの土地を所有してから一番最初1993年に新しい台木、クローンで高密度に植え替えた畑。 ワイナリーのすぐ目の前、背面は森に囲まれている為、涼しい風は入りにくく、果実が熟すのが一番早く力強いワインとなる。ブラックベリー、ラズベリー、カラント、石榴のアロマにほのかにシナモンとクローブが香ります。

クリストムはシングル・ヴィンヤードでテロワールの特徴を引き出したワイン造りを身上とする。

ヴィンテージ情報

2021年は年間を通して非常に乾燥した年だったが、開花の時期の雨が受粉に影響し小さな房となり収量は少ないながら、凝縮した果実となり、ここ10年の中でも素晴らしい品質の葡萄が収穫出来たヴィンテージとなった。

乾燥した年であったが中間地点7月の少量の雨が若木や表土の薄い岩がちの畑の高樹齢の樹には大きな助けとなった。

8月に高温の日が数日あったが栽培チームの努力により大きなダメージはなく、その後の涼しい8月~9月が十分な成熟をもたらし、酸が落ちないバランスの良い葡萄となった。

テクニカル情報

クローン:ポマール & ディジョン (113, 114, 115, 777)

醸造方法:46%は全房発酵、1.5~7トン容量の開放発酵タンクで自然酵母のみで醗酵。

パンチダウンは日に1-3回、優しく圧搾し、重力を使って 仏産樽(フランソワ・フレール他、数種類)に移し、18ヶ月 樽熟成(新樽率38%)

清澄は卵白のみ、フィルター無し

テイスティング・コメント

透明感のある淡いルビー色、クラッシクな黒系赤系のチェリーのアロマから始まり、コーラ、乾いた土や紫蘇の葉のニュアンスに、胡椒などのスパイシーさが加わる。

ミディアム・ボディーでシルキーな口当たり、愛らしい赤・黒系果実が幾層にも重なり、アクセントにリコリス、土、紅茶が現れる。

しっかりとしたタンニンに縁どられながら、口中いっぱいに広がる酸があり、フレッシュな果実の余韻が長く続く。

ルイーズの特徴であるふっくらとした果実の凝縮感が表現される。

畑情報

ルイーズは創業者のポール・ゲリーの母方の祖母の名前がつけられた最も歴史のある自社畑で面積は7.36ヘクタール。

標高は88㍍から134㍍と高低差があります。

土地を購入後1993年に新しい台木、クローンで高密度(1ヘクタールあたり5,710本)に植え替えています。

土壌はコロンビア・リヴァー玄武岩の土壌で表土に近いのはジョリー土壌、下層はニキア土壌です。

この二つの土壌はミネラルに富み、水はけがよく、根が地中に深く張ることで知られています。

標高の低いブロックは最終氷河期の終わりに何度も起こったミズーラ洪水由来のシルト(沈泥)の上にあり、水捌けが良く、自社畑の中で最も標高が低く、収穫が早いブロックです。

しかし斜面の上にある標高の高いブロックは、森林の影になるので、収穫は自社畑の中で一番遅くゆっくりと熟します。

個性の違うブロックからのキュヴェがワインに力強さとふくよかさ、複雑味を与えます。

たっぷりとした豊潤さがあり、4つの畑の中でも人気の高い畑です。

樹齢は約26~30年となり、クリストム自社畑の中の区画全体の平均樹齢が一番高くなっています。

ヴィンテージ: 2021年

容量: 750ml

タイプ: 赤ワイン

味わい: ミディアム・ボディ

主要品種: ピノ・ノワール100%

原産国名: アメリカ

地方名: オレゴン

AVA: エオラ-アミティ・ヒルズ/ Eola-Amity Hills

畑: ルイーズ・ヴィンヤード/ Louise Vineyard

ワインメーカー: スティーブ・ドナー/ Steve Doerner

醸造: 全房発酵比率46%、1.5~7トン容量の開放発酵タンクで自然酵母のみで醗酵

熟成: 仏産樽(フランソワ・フレール他数種)にて18か月熟成(新樽比率38%)

キャップ: コルク

アルコール度数: 13.5%

JAN: 851573001051