仏産樽醗酵・熟成(新樽10%)8か月。バトナージュ(澱を混ぜ旨味を加える)は頻繁に行ない、旨味としなやかな口あたりを加味する。ボルドーのペサック・レオニャンの白ワイン・スタイルに仕上がっている。ハーブのアロマが心地よく、ヴァニラのニュアンスが軽く感じられる。ジュージーでしっかりとした味わい、酸とのバランスが良く取れている。5-8年の瓶熟も期待できる。
テクニカル情報
除梗をし、苦みが出ないように優しくプレス後、仏製バリック(225リットル)で樽醗酵(新樽10%)、7か月間澱と共に樽熟成。
バトナージュ(澱を混ぜ旨味を加える)は頻繁に行ない、旨味としなやかな口当たりを 加味。ブレンドし落ち着かせ、収穫から約10か月後、軽いフィルター掛けをして瓶詰。
ヴィンテージ情報
2022年のウォルナット・ウォッシュ・ヴィンヤードでは、また乾燥したヴィンテージとなった。全体的に9月までは温暖で穏やかな気候だった。ソーヴィニヨン・ブランの収穫は8月第3週から始まり、9月の初旬に訪れた非常に高温な日を避けることができたのは幸運だった。収量も品質も素晴らしい出来で、酸が乗りながら完熟した葡萄となった。
テイスティング・コメント
ボルドーのペサック・レオニャンの白ワイン・スタイルに仕上がっている。
ハーブのアロマやオレンジ・マーマレードの様な風味が心地よく、樽発酵・熟成から来るヴァニラのニュアンスが軽く感じられる。
グレープフルーツの様な綺麗な酸と、グアヴァのようなトロピカル・フルーツのニュアンスがバランス良く混ざり合い、口当たりは非常にクリーミー。
今でも十分楽しめるが、5-8年の瓶熟も期待できる、カリフォルニアでは珍しいソーヴィニヨン・ブランである。
フード・ペアリング
プレミアム・ポーク、地鶏の炭火焼、クリーム系料理、ヤギのチーズなど
畑情報
カリストガに位置する自社畑ウォルナット・ウォッシュ・ヴィンヤード
冷たい風がソノマから回り込んで吹き込み、カリストガとは思えないほど非常に涼しくなる。
酸が保たれ、フレッシュで生き生きとした味わいとなり、また栽培においては葉で影を作り葡萄が直射日光を浴び、焼けないように栽培管理において綿密な気遣いを行う。
ヴィンテージ: 2022年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ライト・ボディ
主要品種: ソーヴィニヨン・ブラン100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: カリストガ/ Calistoga
畑: ウォルナット・ウォッシュ・ヴィンヤード/ Walnut Wash Vineyard
ワインメーカー: クリスティン・バルベ/ Christine Barbe
醸造: 除梗後、仏産樽(225リットル)にて樽発酵(新樽比率10%)
熟成: 7か月澱と共に樽熟成
キャップ: コルク
アルコール度数: 13.5%
JAN: 852122006671