樹齢70~85年、樹齢100年以上もある。植樹密度9,000本/ha、東斜面。ポテンシャルの高い畑。粘土質、鉄分とライムを多く含む。かつての領主が最も優良な土地としてこの畑を使ったことでこの地名がついた。プルミエクリュ昇格確定マコネ地区の第一人者といわれるトップドメーヌ「オリヴィエ・メールラン氏」とムルソーのトップドメーヌ、ブルゴーニュで偉大な辛口白ワインの造り手ドメーヌ・コント・ラフォンの所有者である「ドミニク・ラフォン氏」とが共同出資で造った新しいドメーヌです。プイィ・フュイッセの最も南に位置するクロ・デ・カールの畑は、100 年以上も前からある歴史的な畑で、メールラン氏とドミニク氏は一歩足を入れて、すぐにこの畑の可能性と素晴らしさを感じました。ソーヌ川を見下ろす100 年の歴史を持つこの畑は、長く続く石で造られた高い壁(Clos)に囲まれたモノポールです。2.23ha の畑には、最も古い樹で1917 年に植えられたものもあります。彼らは、お互いの経験とノウハウを持ち寄って、今までのプイィ・フュイッセを凌駕するワインを造り出すこと決意しました。【プイィ・フュイッセのプルミエ・クリュ制定について】
2020 年にINAO により、プイィ・フュイッセのプルミエ・クリュが初めて制定されました。全部で800ha のプイィ・フュイッセのうち、90ha、22 のクリマが認可されています。北部のヴェルジッソン・エリアより、スール・ラ・ロシュ、クロ・ド・フランス、南部のシャントル・エリアより、クロ・デ・カール、シュヴリエールの4 つの畑のキュヴェがプルミエ・クリュに昇格するととなりました。
※クロ・デ・カール、スール・ラ・ロシュ( ドメーヌメールラン)、シュヴリエール( ドメーヌメールラン)の3 種を取扱しております。