彼女はファースト・ヴィンテージ以来、審査員やファンを驚かせてきました。
ピーチ、アプリコットの美味さの黒帯。
スパイシーなアジア料理にぴったりです。
型破りなワインメーカーが、全く予想外の辛口リースリングを造るのです。
ある夜、チャールズは中華料理のテイクアウトを食べながら、クエンティン・タランティーノ監督の「キルビル」格闘シーンを見ていました。
そして、その瞬間 にカンフー・ガールが誕生しました。
それ以来すごい勢いでカンフー・ガールの 名はどんどん広まっています。
衝撃的な味わい。
調和とバランス。
強さと優しさ。
このワインは、カンフーのエッセンスです。
アプリコット、白桃、スイカズラ、藤などのアロマが五感を刺激する。
爽やかなミネラル感が口の中に広がり、最後の一滴まで爽快感を味わえるワイン。
これが出来るのはこの少女だけ。
それがカンフーだ。
ジェリー・ミルブラントが1998年に植え付けたAVAエンシェント・レイクス 内のコロンビア河を見下ろす断崖の背後に広がるブドウ畑。
コロンビア河の影 響を受けた冷涼な場所にあり、土壌は窒素の乏しい崩壊した玄武岩、氷河期の大洪水で堆積した砂礫シルトとカリーチ(炭酸カルシウムの堆積岩)で構成されています。
この畑はワインメーカーの誰もが賞賛する素晴らしいミネラル、際立った酸と見事なバランスを持ったブドウをもたらしてくれます。
ワシントン州の2021年ヴィンテージは素晴らしいヴィンテージとなりました。
全ての品種の収量が減少したため、全てが一度に熟すという大変凝縮された収穫となりましたが、品質は素晴らしいものでした。
成熟期の天候は完璧で、異常気象もなく、赤ワインでは傑出した色合い、全品種で高い酸度が得られました。
チャールズ・スミス・ワインズは初代ワインメーカーのチャールズ・スミス創設のブランドです。
元はロックバンドのマネージャー、小さなワインショップのオーナーを経て、自我流で作った300ケースのワインからビジネスをスタート。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤー、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーなど次々と輝かしい受賞歴を誇り今やワシントンを代表するワインメーカーとなったチャールズ・スミス。
一度見ると忘れられないのは彼の風貌だけではなく、そのラベルデザインも同じ。
このチャールズ・スミス・ワインズのテーマは “モダニスト” 現代的で新しい感覚・流行を好む人々のワイン。
今日買って今日楽しむ為のワイン。
見た目のインパクトに劣らずその品質の高さに驚かされる。
ブドウ品種と畑の真のキャラクターを感じることが出来るワシントンを代表するカジュアルワインです。
ラベルデザイン芸術的で象徴的、一目でそれとわかる遊び心のあるラベルはリリースされた2006年のファーストヴィンテージから称賛され続けている。
コンセプトはワインの味わいやペアリングを暗示しており、そのデザインはチャールズの長年の友人リッキー・コフ。
デンマークで育った彼女はリーバイス・ストラウスでプレミアムラインのデザイン・ディレクターを務めた後、自身のデザインハウスを立ちあげる。
”私のデザインスタイルは、これまでも、そしてこれからも機能性、時代性、シンプルさ。
というピュアな視点に根差している。
それをロックンロールの魂と未加工の率直さをうまく融合させて、未来のアイコン&カルトブランドを生みだす。
” ー リッキー・コフ