チョーク・ヒル・エステートは、重要なマイクロ・クライメイト(微気候)、太陽への向き、土壌の大要を網羅しています。
だからこそ幸運なことに、香り高いソーヴィニヨン・ブランから力強いシラーまで、あらゆるワインを造ることができるのです。
この理想的な状況の最も素晴らしい恩恵を受けているのがエステート・レッドです。
これは自社畑で造られた赤ワインのベストブレンドです。
それぞれの品種と厳選されたブドウ畑の特徴は完璧にマッチしています。
また、畑の収穫量や果実の品質は、春の開花・結実時や収穫時の天候に大きく左右されるため、ブレンドの内容は年によって異なります。
2021 年は、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、プティ・ヴェルド、シラーのブレンドです。
2021年のエステート・レッドは、ブラックチェリー、ブラックラズベリー、シガーボックス、紅茶の芳ばしい香りで幕を開けます。
ダークチョコレートとスパイスが幾層にも重なり、ベルベットのようなタンニンに縁取られた濃厚でリッチな味わいです。
このワインは15 年以上美しく熟成するでしょう。
1972年設立のチョークヒルはソノマカウンティのロシアンリヴァー・ヴァレー内のチョークヒルAVAで唯一の100%エステート・ワイナリーです。
ワイナリーを囲む自社畑はユニークな地形、気候そして地質的にも非常に多様性に富んでいます。
ここは冷涼なロシアン・リヴァーと温暖なアレクサンダー・ヴァレーの間に位置し、両方の利点を生かすのに最適ですのでワールドクラスのブルゴーニュとボルドー品種を赤白両方の栽培が可能です。
表土の下にはチョーク色の火山灰の層があり、これがチョークヒルAVAの名前の由来となっています。
またチョークヒルは、カリフォルニアで最大かつ最長のシャルドネのクローン試験を実施しています。
最高の立地とクローン栽培の組み合わせを探求するだけでなく、ワインにさらなるニュアンスと複雑さを求めて、さまざまなクローンセレクションを試しているのです。
この品質への飽くなき探求心がチョーク ヒル エステートのあらゆるブドウ栽培とワイン醸造の判断基準となっています。
ワインメーカーのコートニー・フォーリーは各々のボトルがしっかりと畑のエッセンスを表現するワインづくりをしています。