酸が生きる、若さが花開く
ナパヴァレー南部にあり、冷涼で砂利交じりの土壌のサフィで育つ葡萄は樹に実っている期間が長いのが特徴です。そのカベ ルネソーヴィニヨンをステンレスタンクで22日間発酵、50%を新フレンチオーク樽で18か月熟成、無濾過で瓶詰めします。酸が しっかりしており生き生きとした味わい。タンニンは柔らかくやや控えめのワインです。
Fermented in stainless steel. Aged In 50% new oak barrels for 18 months. Bottled unfiltered.
Alc：14.4％
【Revik レヴィック】
2015年、フィリップ ホルブルックとウィル プリムによって設立。ナパヴァレーのハウエルマウンテン ディオジーンズ リッジでカベルネソーヴィニヨン2樽から始めました。クームズヴィルとハウエルマウンテンで有機栽培と乾地農法に よる葡萄栽培に取り組み、その後すぐに志を同じくするナパヴァレーや北カリフォルニアのソノマの栽培者との提携 を始め、カベルネソーヴィニヨン以外のテンプラニーリョ、ピノノワール、シラー、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランとワ インの種類を増やしました。2019年原点に立ち戻り、ナパヴァレーの自社農園で栽培したカベルネソーヴィニヨンと ソーヴィニヨンブランを使用した自社ブランドのワイン造りにより力を注ぐようになりました。 2001年、ハウエルマウンテンの標高550メートルにあるディオジーンズリッジでカベルネソーヴィニヨンを植樹。有機 認証を受けているこの畑は気温や斜面の方角が異なる7区画に分かれており、ナパヴァレーでは珍しいエイケン火 山性土壌。複雑で深みのある味わいのワインが生まれます。2013年ナパヴァレーの南にあるクームズヴィルのサ フィヴィンヤードにカベルネソーヴィニヨンとソーヴィニヨンブランを植樹しました。サフィはこの地で育ったフィリップと 彼の妹のサーシャにちなんで名づけられました。冷涼な気候と砂利の混じったローム土壌の為、素晴らしい酸を持つ 葡萄が育ち、ナパヴァレーの他のAVAよりも樹に実っている時間が長いのが特徴です。 ワインメーカーでもあるフィリップ ホルブルック祖母はあのロバート モンダヴィ氏の愛妻マーグリット モンダヴィで、 クームズヴィルで育ちました。カレッジ在籍時代、いとこであるネイサンロバーツの影響でワインの醸造に従事するよ うになりました。2016年～2018年の2年間はロバートモンダヴィで働き、チーフワインメーカーでオーパスワンの責任 者も務めたジェネヴィーヴ ジャンセンズやジョー ハーデンの元で学びました。2018年からはニッケル＆ニッケルに移 り、現在もこの醸造チームの一員として活躍しています。 フィリップの祖母マーグリットモンダヴィはアーティストとしても活躍し、レヴィックのラベルは彼女の絵画にインスパイ アされて作られました。