スタッグス・リープ・ディストリクトのほぼ中央部起伏ある9haの畑。2011年に元スクリーミング・イーグルのオーナー、ジェーン・フィリップ女史が購入。ヴィクセン・ブロックは特別な個性が出る。仏産新樽熟成。スタッグス・リープを特徴づける力強いタンニンとは違い、しなやかなタンニンと果実のピュアさがエレガントなワイン。
テクニカル情報
醸造:除梗された葡萄は粒毎に非常に厳しく選果を行い、未熟・過熟の粒は全部より分ける。
フランス産新樽にて熟成(Darnajou, Taransaud)平均で2週に一回のペースでテイスティングを 続け、熟成期間、澱引き、瓶詰のタイミングを計る
テイスティング・コメント
スタッグス・リープを特徴づける力強いタンニンとは別の特徴を兼ね備えたワイン。
薫り高い花の香り、様々なベリーがミックスした華やかな味わい、火山性土壌を思い起こさせる鉱物的な岩・石を感じさせる硬さ、柔らかい口当たりでブルー&ブラック・ベリーの甘い果実感が印象的なしなやかなタンニンと果実のピュアさがエレガントな余韻となり非常に長く続く。
畑情報
ワイルドフート・ヴィンヤード/ Wildfoote Vineyard
スタッグス・リープ・ディストリクトのほぼ中央部、シルバラード・トレイルの東に位置し起伏ある46haの丘(多くは原生林のまま)に、9ha植樹されている。
2011年に元スクリーミング・イーグルのオーナー、ジェーン・フィリップ女史が購入し、畑の創業者の苗字・フートと原生林に住むワイルド・アニマルに因んで「ワイルドフート」と改名。
取得後、ベストなクローンに改植し、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、少量のメルロ、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランを植樹。
ビーヴァンが使うヴィクセン・ブロックは特別な個性が出るカベルネ・ソーヴィニヨンの区画。
ヴィンテージ: 2017年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: スタッグス・リープ・ディストリクト/ Stags Leap District
畑: ワイルドフート・ヴィンヤード/ Wildfoote Vineyard
備考: 限定入荷 95-97P Jeb Dunnuck、91-93P Parker Point, Wine Advocate Mid-Oct.2018 New Release by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: ラッセル・ビーヴァン/ Russell Bevan
醸造: 除梗後、粒毎に選果
熟成: 仏産樽(Darnajou, Taransaud)にて熟成
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.6%