定番ワインにして、その魅力を存分に味わえるワイン。主要な畑はソノマ・ヴァレーの中心にあるベッドロック・ヴィンヤード(ピーターソン家が2005年に取得したソノマの中でも歴史をたどれば160年以上前までたどれる伝説の畑)、ソノマからはパガニ・ランチ、テルデスキ、コントラコスタのエヴァンジェーロ、パド、アマドールのエソラなど。平均樹齢は80年以上の古樹ばかりを使う。スパイシーでまろやか、しっかりとした酸とバランスしているが早い抜栓とデカンタをお勧めする。(約10%新樽) 2015VTGが ワイン・スペクテーター誌2017年TOP100の12位に選出
ベッドロックの定番ワインにしてベッドロックの魅力にはまるワイン。全米でも大人気。「見かけたら必ず入手しよう」と言われるほど。
このオールド・ヴァイン・ジンファンデルが軌道に乗ったことにより(順調な販売)、各地の古樹を毎年一定量定期的に使用出来、古樹の畑が見直され、大切にされ、これからも長く引き継いでいくことに貢献できるようになった。
ベッドロックのスタイルを表現するエントリーワイン。
平均樹齢80年の古木から
テクニカル情報
仏産+オーストリア産樽熟成 (225リットル、パンチョン/500リットル、フードル(大樽)を複合使用/新樽率約10%)
テイスティング・コメント
旨み溢れるこのワインは素晴らしい果実の個性が重なり合い、ステーキ・タルタルの生肉、潰したばかりの黒胡椒、黒系ラズベリー、ブラック・ベリーやイタリアのアマローネのような濃厚なアロマが香る。
味わいも濃厚でありながら、綺麗な酸が存在し、非常に生き生きとしており、エネルギーが満ち溢れている。
若くても飲む喜びを楽しめるが、早い抜栓とデカンタージュをお勧めする。
ヴィンテージ情報
2022年はソノマの9月初旬の酷暑で成熟が進んだ葡萄をいかにうまくバランスを取るかだったが、環境や気候・土壌が異なる他の地区や、様々な違う品種とのブレンドにより、リッチになりすぎず、深みや複雑味も兼ね備えたブレンドを十分におこなうことができた。2022年は12の畑のブレンドとなった。
畑情報
エソラ・ヴィンヤードに代わり綺羅星のごとくソノマとコントラ・コスタの有名畑の葡萄がブレンドされている。
◆ ソノマ1:テルデスキ・ヴィンヤード(約20%がブレンドされワインの骨格となっている)
ドライ・クリーク・ヴァレーに位置し、1982年より父ジョエルがレイヴェンスウッドの畑の一つとして長年使ってきた貴重な畑。
水はけがよく、石がごろごろと混じった粘土質土壌で、しっかりと凝縮した黒ラズベリーと柘榴の味わいに、小石が混ざる土地のニュアンスを良く表したスパイシーでタンニンの質がすばらしい。
◆ ソノマ2:ベッドロック・ヴィンヤード(ソノマ・ヴァレーの中心にあるレイヴェンスウッドのホーム・ヴィンヤードとして知られるピーターソン家が2005年に取得したソノマの中でも歴史をたどれば160年以上前までたどれる伝説の畑/1888年から続く)
◆ ソノマ・アレキサンダー・ヴァレー:ネルヴォ(植樹1896年) ガイザーヴィル市街近くにあるパッチワーク状に様々な品種が植えられた歴史的な畑。
現在ベッドロックがオーナーと共同で栽培管理を行う。
◆ コントラ・コスタ:エヴァンジェーロ(植樹1890年代)
自社畑 サン・フランシスコから内陸へ30分、深い砂地に台木なし自根で育つ。
涼しい風が絶えず吹き込み、味わいはシルキーでマイルド。パド他
その他伝説のパガニ・ランチ、ソディーニ/RRV, カツシャ/Lodiなどの畑がブレンド
ヴィンテージ: 2022年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: ジンファンデル76%
ブレンド品種: カリニャン11%、プティ・シラー5%、グルナッシュ3%、サンソー3%、残りはムールヴェードル、ネグレット、など他多数
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: カリフォルニア/ California
ワインメーカー: モーガン・トウェイン・ピーターソン/ Morgan Twain-Peterson
キャップ: コルク
アルコール度数: 0.0%
JAN: 186806300022