私たちの物語は、1971年に両親のスーザン・ソーコルとビル・ブロッサーが、オレゴン州のダンディ・ヒルズに初めてブドウの木を植えたことから始まりました。
2代目ワイン生産者として私たちは、サステイナブルな方法で、”丘陵地のブドウ畑の特徴を表現した世界クラスのワインを造る。
”という家族のレガシーに情熱を持って取り組んでいます。
フレッシュな白桃、明るいトロピカルフルーツ、クリーンな柑橘類の香りを持ち、ドライで爽やか、後味にグレープフルーツの皮のニュアンスがあります。
2023年は、2015年、2014年に次いで記録上3番目に暖かい生育期となりました。
8月は記録的な暑さと乾燥に見舞われ、もし9月初旬に雨が降らなければ、第1月曜のレイバー・デイ連休前に収穫が始まっていたでしょう。
雨には感謝です!2023年で特に興味深かったのは、開花直後に初めて雹が降ったことです。
1971年にブドウ栽培を始めて以来、私たちの畑で雹が降ったのはこれが初めてのことでした。
収量は例年より多くなるかと思いましたが、雹のおかげで希望の量まで抑えられました。
収穫された果実は素晴らしい品質で、8月の暑さがブドウの酸をやや低くし、結果として素晴らしいふくよかな風味を持つワインが生まれました。
- ワインメーカー ロビン・ハウエル私たちは、この品種が持つミネラル感をはっきりと表現する辛口スタイルのピノ・グリを造っています。
発酵の規模や温度に加え、使用する酵母の多様性、さらにブレンドおよび瓶詰め前に長時間澱と接触させることで、このワインの複雑性を高めています。
果実の一部は酸が高いうちに収穫し、残りは糖度と果実味が高い時期に収穫しました。
発酵はステンレスタンクで、多様なエステルに特化した酵母を使用し15~20日間の長期低温発酵を行いました。
ステンレスタンクで4か月間熟成、週に一度澱を攪拌。
ソーコル・ブロッサーが最初にブドウ樹を植えた1971年はオレゴン州ではまだワイン産業はほとんど存在していない状態でした。
今日ではワイナリーの数は1,100を越え、ブドウ畑も18,000ヘクタールに増えて世界中どこでもオレゴンワインを楽しむことができるようになりました。
ソーコル・ブロッサーはオレゴン州でワインづくりが始まって以来、環境に優しいブドウ栽培とビジネスに於いて指導者的役割を担ってきた家族経営のワイナリーです。
ソーコル・ブロッサーは環境と健康に配慮し、丘の中腹にある自社畑の特色ある風味を表現したワールド・クラスのワインづくりに全力を注いでいます。
このワールド・クラスの品質へのこだわりと環境重視がソーコル・ブロッサーのコア・バリューとなっており、オーガニック農業を行うだけではなく環境にも働く人にも優しいワインづくりを行っています。
この取り組みはワイナリー創業時から取り組んでおり2005年秋には名誉ある米国農務省の正式なオーガニック証明書を受けました。