クロスローズは自社畑から造られ、醸造はラッドと全く同じ、ブレンド時に分けれられ追加熟成・瓶詰め。コンクリート・タンク61%、仏産樽(数年使い)32%、仏産新樽7%で醗酵・熟成8か月オークヴィルの西丘陵マウント・ヴィーダーの山頂近く、東南向き急斜面秀逸な酸がフレッシュさを保つ。オーガニック栽培。レモンタルト、ライムジュース、アーモンドが香りミディアムボディで爽快な酸。
ラッドから「クロスローズ」ブランドが新しくリニューアル
ラッド・エステートは創業者・故レスリー・ラッド氏が1996年にオークヴィルの国道より東側のオークヴィル・クロスロードとシルヴァラード・トレイルが交差するナパ・ヴァレーでも特級のワイナリーが結集する地区に自社畑を購入。
ボルドーのシャトー・オー・ブリオンを目標に、素晴らしいテロワールと名立たるワインメーカーのバトンリレーにより高い評価を受けてきました。
ワインは自社畑のみから造られ、赤ワインは銘醸地オークヴィルから、白ワインはオークヴィルの西側山麗マウント・ヴィーダーに自社畑を持ち、オーガニック栽培を行っています。
2015年にシャトー・マルゴーのインターンを終え、ワイナリーに戻ったレスリーの娘サマンサが、父レスリーの情熱と宝物である自社畑のワインを継承し、新たな息吹を新しいチームと共に吹き込んでいます。
サマンサの新しい取り組みの一つは、今までラッド・ブランドの3つのワイン(白1、赤2)をセレクトした以外の葡萄は、全て売却されていましたが、シャトー・マルゴーのパヴィオン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーにならい、セカンド・セレクションから「クロスローズ」ブランドにて赤・白ワインをリリースします。
数代前のワインメーカーによりクロスローズのワインは造られていましたが、まったく新しいものとしてラベルもリニューアルしました。
クロスローズは全て自社畑の葡萄のみから造られ、醸造もラッドと全く同じ、ブレンド・セレクション時に分けられ、追加熟成・瓶詰めされます。
ヴィンテージ情報
2021ヴィンテージのマウント・ヴィーダーの冬の雨は少な目、マイルドな温かい春から、温暖で順調な夏を経て、8月には高温な日が続いた。
例年より早い8月14日からソーヴィニヨン・ブランの収穫が始まり、ソーヴィニヨン・グリとセミヨンを含めて13日間で収穫を終えた、結果として収量も葡萄の房も小さいが、凝縮した高品質な葡萄となった。
テイスティング・コメント
グラスからしっかりと立ち上がるアロマは柑橘類を剥いた時のフレッシュさ+トロピカル(グアヴァ)、洋梨、グレープフルーツの苦み、石灰の粉、アーモンド、刈りたての草を感じる。
ミディアム・ボディでしっかりとした厚みがあり、柑橘系フレッシュさと微かな塩味、マイルドな酸が気持ちの良い余韻を演出する。
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: ソーヴィニヨン・ブラン約90%、
ブレンド品種: ソーヴィニヨン・グリ、セミヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: マウント・ヴィーダー/ Mt. Veeder
畑: マウント・ヴィーダー・エステート/ Mt. Veeder Estate
ワインメーカー: ナタリー・バス/ Natalie Bath
醸造: コンクリート・タンク61%&仏産樽(数年使い)32%、仏産樽(新樽)7%にて発酵・熟成
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%
JAN: 860004052319