ドメーヌ・エデンのキュヴェと、マウント・エデンの中でも果実味が前面にでて、若いうちから楽しめキュヴェをブレンド。自然酵母を使用し、仏産樽で発酵、10ヵ月樽熟成。柑橘系、アニス、ディル、腐葉土を思わせるアロマとフレーバーが楽しめる。
標高の高い自社畑の葡萄は灌漑せず、肥料を与えないため、強いストレスが与えられていて収量が少なく凝縮感が強い葡萄になる。
ドメーヌ・エデンのシャルドネにはドメーヌ・エデンのキュヴェと、マウント・エデンの中でも果実味が前面にでて、若いうちから楽しめるキュヴェをブレンドする。
2019年は76%をドメーヌ・エデンから24%をマウント・エデンの葡萄を使用した。
ドメーヌ・エデン立ち上げの際には大部分の葡萄をマウント・エデンに頼っており、2015年ヴィンテージもマウント・エデンが2/3であったが、2017年ヴィンテージ以降は上記のように比率が逆転することで、リリースしたてから飲みやすい味わいになっている。
テクニカル情報
収穫:前年より9日遅い9月12日に開始し、2日間で完了。
すべての畑の標高が高く、乾燥した農地であるため、自然な酸を保つために早摘みをしている。
醸造・熟成:仏産樽発酵、澱とともに10ケ月間熟成。
(2年目から5年目の樽)100%マロラクティック発酵。
ヴィンテージ情報
2019年は開花・結実期に雨が降り、収量は1998年以来最も少なかったが、凝縮した味わいの力強い葡萄を9月にベスト・タイミングを見計らって収穫している。
テイスティング・コメント
ヘーゼルナッツ、アニス、バニラの繊細なアロマ。
柑橘類の味わいに、カルダモン、イースト、土、ブラウンスパイスのニュアンスがバランスよく感じられ、長い余韻には素晴らしい酸がある。
今飲んでも美味だが、ワインの熟成能力を重視したブルゴーニュ・スタイルの醸造方法により10年以上の熟成が楽しめる。
マウント・エデンのスタイルを踏襲しているが、マウント・エデンより開いた印象がある。
しかしながら瓶熟をさせてみると余韻の長さは、マウント・エデンに勝るとも劣らない。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: サンタ・クルーズ・マウンテンズ/ Santa Cruz Mountains
畑: マウント・エデン/ Mount Eden、ドメーヌ・エデン/ Domaine Eden (自社畑)
ワインメーカー: ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson
醸造: 全房率20%、天然酵母発酵。100%MLF。
熟成: 仏産樽にて10か月熟成(数年使い)、無濾過、無清澄
土壌: ドメーヌ・エデン:ロス・ガトス・クレイ・ローム土壌、マウント・エデン:フランシスカン・シェール土壌
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.0%
JAN: 791066200724