白桃を思わせる調和のとれた香り。オークのニュアンスも上品に感じられます。口に含むと特徴的なヨードの風味が感じられ、味わいの奥行きとエレガンスを際立たせています。8~10年ほど熟成させることもできます。この歴史的区画を守るため、そして非常に高い樹齢であることを考慮しながら、メールランはとても厳格なアプローチを行っています。
品種:シャルドネ
植密度:10,000本/ha
植樹年:1917年、1963年
収量:48hl/ha
オーガニック農法、化学的な除草剤は不使用、手収穫ラ・ロッシュ・ヴィヌーズにあるメールランの醸造所でオリヴィエ・メールランとドミニク・ラフォンの手でワインは造られます。直接圧搾をして、ステンレスタンクで軽くデブルバージュ。アルコール発酵とMLFにはオーク樽を使用します。エレヴァージュを木樽で18カ月行い、澱引き、軽い濾過をした後、瓶詰め。清澄はしません。
残糖量:0.5g/L
総亜硫酸量:90mg/L
遊離亜硫酸:25mg/Lマコネ地区の第一人者といわれるトップドメーヌ、ドメーヌ・メールランの「オリヴィエ・メールラン氏」とムルソーのトップドメーヌ、ブルゴーニュで偉大な辛口白ワインの造り手ドメーヌ・コント・ラフォンの所有者である「ドミニク・ラフォン氏」が2012年に共同出資で造った新しいドメーヌです。プイィ・フュイッセの最も南に位置するクロ・デ・カールの畑は、100年以上も前からある歴史的な畑で、メールラン氏とドミニク氏は一歩足を入れて、すぐにこの畑の可能性と素晴らしさを感じました。ソーヌ川を見下ろす100年の歴史を持つこの畑は、長く続く石で造られた高い壁(Clos)に囲まれたモノポールです。
2.23haの畑には、最も古い樹でおよそ100年前の1917年に植えられたものもあります。彼らは、お互いの経験とノウハウを持ち寄って、今までのプイィ・フュイッセを凌駕するワインを造り出すことを決意しました。