ワシントン州最大のコロンビア・ヴァレーAVAの最西端、オレゴン州に跨るコロンビア・ゴージュAVAに位置するシンクラインは、バイオダイナミック農法の自社畑と、全てにおいて、環境に配慮しながら、革新的なワイン造りで世界に通用するワインを生み出す確固たるヴィジョンを持ち続ける限定少量生産のワイナリーです。
鮮やかなルビー色、ザクロ、アイリスの花、野生の赤スグリの豊かな香りが広がります。
赤い果実の生き生きとした味わいでバランスの取れたワイン。
梗とともに発酵させることで、エレガントなタンニンが生まれ、濃厚でバイタリティに溢れ、余韻が長く、純粋な表情を持つワインです。
スティープ・クリーク・ランチは私たちの本拠地である畑で、ガメイ・ノワールは、ワイナリーの上の南斜面で栽培されています。
私たちの自社畑はすべて、バイオダイナミックとオーガニックの哲学と実践に基づいています。
全てのブドウは9月20日から27日の間に手摘し、15%はフランス産のコンクリート・キューブ・タンクで全房カルボニック発酵。
5日後、残りの85%を除梗して発酵中ワインの上に追加、またはオークの開放タンクで発酵します。
発酵には野生酵母を使用、ポンプ・オーバーと足でのピジャージュ(パンチダウン)の両方を使用。
フリーランの果汁はフランス産コンクリート・キューブで熟成のために別に保管されました。
2023年8月瓶詰め。
シンクライン(向斜)は地質学用語で、水平に堆積した地層が横圧によって曲げられ、くねくねと曲がった岩盤の谷となった部分を指し、ワイナリーから見えるコヨーテ・ウォール・シンクラインからその名前をとりました。
オーナーでありワインメーカーのジェームス&ポピー・マントン夫妻のワイナリーと自社畑は、ワシントン州とオレゴン州に跨るコロンビア・ゴージュAVAに位置しています。
彼らは2004年にAVAを設立したメンバーでもあります。
コロンビア・ゴージュは、冷涼で降雨豊富な西部と半乾燥地の砂漠地帯の東部に分かれ、彼らはこの特別な地域のブドウと、ワシントン州内の老舗一流栽培農家のブドウを使用しています。
オレゴンでピノ・ノワール造りをしていたカップルが1999年にたった76ケースからスタートしたシンクラインのワイン造りはずっと変わることなく、どのワインも繊細でエレガント。
自社畑はバイオダイナミック農法を採用し、「環境に配慮しながら革新的なワイン造りを続け、世界に通用するワインを生み出す」という確固たるヴィジョンを持ち続け、限定生産のワイナリーとして高い評価を得ています。