私たちの物語は、1971年に両親のスーザン・ソーコルとビル・ブロッサーが、オレ ゴン州のダンディ・ヒルズに初めてブドウの木を植えたことから始まりました。
2代目ワイン生産者として私たちは、サステイナブルな方法で、”丘陵地のブドウ畑の特徴を表現した世界クラスのワインを造る。
” という家族のレガシーに情熱を持って取り組んでいます。
砂糖漬けのレモンピール、ジャスミン、黄色いリンゴの香りを放ち、バニラとニワトコの花のアクセントが効いています。
味わいは、黄色いリンゴとジャスミンにレモン カード、バニラが加わり、バターの風味でフィニッシュします。
スモークサーモンのムスリーヌをエシャロットクリームと甘いレモンと共に。
2021年は2015年以来、2番目に暖かい生育期となりました。
また、辞書に「ヒート ドーム」という新語を追加することができました。
6月下旬に3日連続で華氏で3桁の気温(摂氏37.7度以上)が続き、ウィラメット・ヴァレーの暑さ記録を更新しました。
芽吹きは例年通り4月中旬に始まりました。
3月、4月、5月と、128年の観測史上最も乾燥した時期でした。
開花は6月上旬から中旬に予定通り始まりると、6月下旬には「ヒートドーム」が発生しましたが、すでに全ての場所で開花が終わり、土壌には水分が残っていたため、この3日間の地獄のような気温の中で、ブドウは驚くほど大きく成長しました。
7月と8月は非常に暑く乾燥した気候でしたが、9月は幸いにも穏やかな気候で始まり、何度か雨が降ったため、ブドウを十分に成熟させることができました。
暑くて乾燥した夏のおかげで、果実は非常にクリーンで、素晴らしい発酵が叶いました。
母なる自然は、私たちの50周年に感謝すべきものを与えてくれたのです。
デュラント、アンダーソン・ファミリー、トゥー・バーンズの畑から手摘みで収穫されたブドウと、今回初めて自社畑であるラ・ホヤ・ブロックのブドウも少量使用する 事が出来ました。
ブドウは9月前半に収穫され、スキンコンタクトを減らすために全房でプレスされ、一部はコンクリートエッグで、残りはフレンチオーク(一部は新樽)で発酵させました。
その後、マロラクティック発酵を行い、ワインの新鮮さと溌剌さを保つために、ステンレスで短期間だけ熟成させました。
ソーコル・ブロッサーが最初にブドウ樹を植えた1971年はオレゴン州ではまだワイン産業はほとんど存在していない状態でした。
今日ではワイナリーの数は900を越え、ブドウ畑も15,998ヘクタールに増えて世界中どこでもオレゴンワインを楽しむことができるようになりました。
ソーコル・ブロッサーはオレゴン州でワインづくりが始まって以来、環境に優しいブドウ栽培とビジネスに於いて指導者的役割を担ってきた家族経営のワイナリーです。
ソーコル・ブロッサーは環境と健康に配慮し、丘の中腹にある自社畑の特色ある風味を表現したワールド・クラスのワインづくりに全力を注いでいます。
このワールド・クラスの品質へのこだわりと環境重視がソーコル・ブロッサーのコア・バリューとなっており、オーガニック農業を行うだけではなく環境にも働く人にも優しいワインづくりを行っています。
この取り組みはワイナリー創業時から取り組んでおり2005年秋には名誉ある米国農務省の正式なオーガニック証明書を受けました。