マーサ・マクレランのワイン造りの特徴でもある、長い醗酵期間(50-60日)の後、27ヵ月間仏産樽にて熟成。ナパ・ヴァレーの中でも非常に長い醗酵・熟成期間を取って仕上げている。2012年が最新リリース。フラッグシップとなるこのワインはボルドー品種をブレンドし、素晴らしい複雑さと凝縮感、豪華な緊張感を持って気品と力強さをバランス。フルーツの素晴らしさ、土壌を反映したミネラル感、口いっぱいに広がる複雑な味わい。
フラッグシップとなるこのワインはファースト・ヴィンテージの2000年から変わらずボルドー品種をブレンドし、各品種が自社畑の個性を十分に語るよう栽培、醸造、ブレンドにおいて繊細な気配りをしています。
目を見張るような複雑さと凝縮感、豪華な緊張感を持って気品と力強さをバランスさせています。
フルーツの素晴らしさ、土壌を反映したミネラル感、口いっぱいに広がる複雑な味わい、若い時は生き生きとした活力があり、熟成のポテンシャルが非常に高いワインです。
ヴィンテージ情報
冬に十分な雨が降り、土壌は水分をたっぷりと蓄えることができた。
春は気温が低く萌芽と開花は過去2年よりも2-3週間遅くなった。
夏は温暖で、スタートが遅かったブドウの生育はその遅れを取り戻すことができた。
8月中旬には二日だけ熱波があり、8月下旬―9月上旬は日中気温が高く、夜冷え込み、日較差が大きい理想的な成熟条件が整い、平年並みの収量、しっかりとした酸、ほどよい成熟を得、バランスのとれた年となった。
テクニカル情報
醸造:マーサ・マクレランのワイン造りの特徴でもある、長い醗酵期間(50~60日)の後、27ヵ月間仏産樽にて熟成。
ナパ・ヴァレーの中でも非常に長い醗酵・熟成期間を取って仕上げている。
故にマーサが造る他のワイナリーと同様に2023年秋現在、2019年が最新リリースとなる。
評価
98P Jeb Dunnuck.com February. 2023 by Jeb Dunnuck
ナパ・ヴァレーの2019ヴィンテージの最高峰と肩を並べる怪物ワイン。
ブラックベリー、トリュフ、土、チョコレート、鉄分、そしてブラックオリーブの香りが次々と現れ、フルボディで深みがあり、リッチで信じられないほど凝縮した味わい。
樽のニュアンスは綺麗に溶け込み、果実味は十分すぎるほどで豊満で、口当たりはビロードのような細やかなタンニンが素晴らしい。
信じられないほどの豊かさと深みがありながら、非常にバランスの取れており、20年以上の熟成の可能性が十分。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン80%
ブレンド品種: 残り20%はメルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドのブレンド
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: ラザフォード/ Rutherford
畑: スローン・エステート/ Sloan Estate
備考: 98P Jeb Dunnuck.com February. 2023 by Jeb Dunnuck
ワインメーカー: マーサ・マクレラン/ Martha Mcclellan
醸造: 50~60日間の長期発酵
熟成: 仏産樽にて27か月
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 15.8%