マーサ・マクレランのワイン造りの特徴でもある、長い醗酵期間(50-60日)の後、27ヵ月間仏産樽にて熟成。ナパ・ヴァレーの中でも非常に長い醗酵・熟成期間を取って仕上げている。フラッグシップとなるこのワインはボルドー品種をブレンドし、素晴らしい複雑さと凝縮感、豪華な緊張感を持って気品と力強さをバランス。フルーツの素晴らしさ、土壌を反映したミネラル感、口いっぱいに広がる複雑な味わい。
フラッグシップとなるこのワインはファースト・ヴィンテージの2000年から変わらずボルドー品種をブレンドし、各品種が自社畑の個性を十分に語るよう栽培、醸造、ブレンドにおいて繊細な気配りをしています。
目を見張るような複雑さと凝縮感、豪華な緊張感を持って気品と力強さをバランスさせています。
フルーツの素晴らしさ、土壌を反映したミネラル感、口いっぱいに広がる複雑な味わい、若い時は生き生きとした活力があり、熟成のポテンシャルが非常に高いワインです。
ヴィンテージ情報
2017ヴィンテージ:冬に十分な雨が降り、春は暖かい気温に恵まれ、暑い夏が葡萄の成長を早め、極端に暑い日が数回記録されたのがナパ・ヴァレーの2017年の特徴であるが、標高700mのスローンの畑では熱波の影響はほぼ無く、ゆっくりと完熟を迎え、幸いな事に山火事の前に収穫を終えた。 細心の選果を行いベストな葡萄がワインとなっている。
テクニカル情報
醸造:マーサ・マクレランのワイン造りの特徴でもある、長い醗酵期間(50~60日)の後、27ヵ月間仏産樽にて熟成。
ナパ・ヴァレーの中でも非常に長い醗酵・熟成期間を取って仕上げている。
故にマーサが造る他のワイナリーと同様に2023年秋現在、2019年が最新リリースとなる。
評価
Parker Point 96+Wine Advocate Jan. 2021 by Lisa Perrotti-Brown
2017年のスローンは「スローンの魅力= 濃厚でありながら繊細さも兼ね備える」に加えて「様々な要素を内包する複雑さを加味している。」 フルボディー、リッチで凝縮した果実、ビロードのような滑らかな口当たりに、魅惑的なスパイスのニュアンスが加わり、長い余韻は傑出しています。特徴ある土壌からくるスパイスやハーブのニュアンスはこの2017年ではインド系スパイス(カルダモン、クミンなど)の香りが現れ、ブラックベリー、カシス、プラム、ビタースウィート・チョコレートのアロマが際立ちます。味わいには良くこなれたタンニンが旨味ときめの細かい質感を生み出しています。瓶熟が長いスローンは今飲んでも十分にしなやかな味わいを楽しめ、今後の進化の期待が膨らみます。
ヴィンテージ: 2017年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン80%
ブレンド品種: 残り20%はメルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドのブレンド
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: ラザフォード/ Rutherford
畑: スローン・エステート/ Sloan Estate
備考: Parker Point 96+Wine Advocate Jan. 2021 by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: マーサ・マクレラン/ Martha Mcclellan
醸造: 50~60日間の長期発酵
熟成: 仏産樽にて27か月
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 15.2%