仏産樽20ヶ月熟成 モンダヴィの所有するト・カロン・ヴィンヤード モナステリー・ブロックのClone 169を使用。2017年が初リリース。同ブロックのブドウはモンダヴィのリザーヴ・カベルネのブレンドの核として長年に亘り使われてきました。シュレイダーの親会社コンステレーションがモンダヴィを所有することから、今までにないワインが誕生。マヤカマス山の麓・斜面の為水はけが良く、力強い黒系果実、土っぽさ、深みとまろやかさ、瑞々しさを持つ
ワインのプロフィール
モナステリー・ブロックは、ト・カロン・ヴィンヤードの西側にあり、マヤカマスの麓に位置し、名前の由来となったカルメル会修道院に隣接しています。
水はけの良い石がちな土壌に植えられたクローン169のカベルネ・ソーヴィニヨン100%から造られ、豊かな黒果実とミネラル感、華やかな花の要素がバランス良く調和し、クラシックなオークヴィルを表現しています。
エレガントでクラシックなスタイルに、ふくよかで、幾層にも分かれた複雑味を備えたフレッシュなワインです。
ヴィンテージ情報
2021年はクラシックなナパ・ヴァレーらしさが詰まったヴィンテージであり多くの人にとって、2020年に起こった災害からの復活を意味する年でした。
数年続く雨の少ないヴィンテージでしたが、ぶどうの樹にとって理想的な環境となり、低収量ながら、小さな房で、小粒のブドウは、しっかりと凝縮し、風味豊かな果実となり、母なる自然のめぐみにより、最適な熟度がもたらされました。
栽培チームとワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンは、2021年は品質も複雑さも共に2019ヴィンテージを上回る、素晴らしいヴィンテージであると確信しています。
2021年のワインを造るにあたり、ヴィンテージの力強さ、複雑味、そしてエレガンスを表現することを目指しました。
ジェブ・ダナックによる樽からのテイスティング・コメント
96-98ポイント
「野獣のようなワイン、2021年カベルネ・ソーヴィニヨン ト・カロン・ヴィンヤード・モナストリー・ブロックは、単一ブロックのカベルネ・ソーヴィニヨン100%です。熟した黒果実、黒鉛、石灰質のミネラル感と焦土がアロマを際立たせ、フルボディで凝縮感があり、骨格がしっかりしています。本当に美味しいですが、瓶熟成が必要でしょう。」
ジェブ・ダナック 2023年2月16日
畑情報
ト・カロン・ヴィンヤード
1868年、ブドウ栽培とワイン醸造のカリスマであるハミルトン・クラブによって最初に植樹されたト・カロン・ヴィンヤードは、長きに渡り、ナパ・ヴァレー最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンの産地として評価されてきました。
ブドウ畑の一等地では、沖積扇状地が良質で多様な鉱物に富み、豊かな土壌は多くの海洋堆積物を含んでおり、これらが、私たちのワインの類い稀な個性となっています。
ブドウの樹は、日中は十分な太陽光と最適な温度を受け、夜は海からの冷たい霧によって冷やされます。
このように個性を称え、土地の起源と品質へのこだわりこそが、シュレイダー・セラーズの核心です。
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: オークヴィル/ Oakville
畑: ト・カロン・ヴィンヤード/ To Kalon Vineyard、クローン169のみ
ワインメーカー: トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown
熟成: 仏産新樽熟成(ダルナジュー社&タランソ―社)
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.7%