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スコリウム・プロジェクトのワインは、オーナー Abe Schoener(エイブ・ショーナー)の魂が込められている。
成功も失敗も経験だと考えるエイブは「ワインを造る」行為そのものが勉学だと、そう語る。
だが、どれだけ勉強熱心でも、ワインが美味しくなくては全く無意味。
それが大前提だということはエイブも理解しているようだ。
正直、スコリウム・プロジェクトのワインは好き嫌いがハッキリと分かれるタイプのワインである。
口に合う合わないは別として、消費者が彼のワインを体験する事自体に意味があり、そこからまたワインの知識を深めてほしいと、エイブはそう言う。
「Scholium」はギリシャ語の「scholion」に由来する。
これは、「ワインを(に)学ぶ」という意味が込められている。
エイブの師匠であるジョン・コングスガードは、エイブについてこう語っている。
「新しいことにチャレンジをしたり、実験的にワインを造ることは、醸造家として誰もがすることである。
エイブのすごいところは、これらのワインをただ単にホームパーティーで提供して意見を聞くだけにとどまらず、迷わず公に販売してしまうことだ。
そして、このようなワインは消費者にも賛否両論となるケースが多いが、味が好まれるとかそうでないかとか、エイブにとってワインというものはそんな次元ではない。
そのワインを飲むことによって、何か新しい発見ができたか、そしてワインについて何か新しい事を学ぶことができたか、そのワインが何故そのような味わいなのか、ちゃんと考えることができたか。
エイブのワインを飲んで、どこか考えさせられると思える人間だけが、エイブの造るワインのファンになれるのさ。
」