ラッドのフラッグシップ 〜ラッド・エステートの個性が凝縮される〜
赤土の火山性土壌、白っぽい川の堆積土壌、粘土と砂の混じる土壌と3つの違った土壌から多様性のある品種の個性が生み出される。オーガニック栽培。数種の醗酵槽と使い、森林の香、鉛筆の芯、メントール、中華のスパイスなど魅惑的なアロマが立ち、ミドル?フルボディで驚くようなフレッシュさも持ち合わせる。細かくこなれたタンニンがスパイスの印象を持って長く残る。仏産樽熟成22か月(新樽58%)
ヴィンテージ情報
素晴らしかった2018VTGに続き、2019年も素晴らしいい年となった。冬にはたっぷりと雨が降り、穏やかな春から夏、数度の熱波が来たものの、夏の終盤は涼しくなり、葡萄はゆっくりと成熟し、長い生育期間を持つことができた。9月25日から収穫が始まり、10月の後半まで区画毎の個性に従った収穫タイミングを待ち、素晴らしい色合いと力強さ、豊かなタンニンが得られた。
テクニカル情報
醸造:土壌と品種の違いにより発酵槽を分け、ステンレス・タンク、コンクリート・タンク、小樽醗酵、コンクリート・エッグを使う。
仏産樽にて22か月熟成(新樽率58%)
テイスティング・コメント
黒みを帯びた深紫の色合い、魅惑的なブラック・ベリー・パイのニュアンスが最初に香り立つ。
フレッシュなブルー・ベリー、ブラック・チェリー、リコリス、野生ハーブ(ガリグー)など。
大きな特徴は口に含んだ時のなめらかさ、やわらかさ、旨みのあるタンニン、生き生きとした果実がたっぷりで、芯にしっかりと個性が凝縮して詰まっている。
それはラッドの自社畑の大きな要素=火山性堆積土壌の特徴=鉄分を多く含む赤土のニュアンスであり、そこに酸の綺麗さが重なる。
土、鉄分、オークヴィルの個性を十分に感じさせるラッドのフラッグシップワイン。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン94%
ブレンド品種: カベルネ・フラン6%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: オークヴィル/ Oakville
畑: オークヴィル・エステート/ Oakville Estate
ワインメーカー: ナタリー・バス/ Natalie Bath
醸造: ステンレス・タンク、コンクリート・タンク、小樽、コンクリート・エッグなど数種類の発酵槽で発酵
熟成: 仏産樽にて22か月熟成(新樽比率58%)
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.9%