パーペチュアル=永遠に続くという意味。スタンダード・スパークリング MV(マルチ・ヴィンテージ)。 シャンパーニュのピエール・ペテルス監修、ヴァン・ド・クレールのセレクションを行う。アンダーソン・ヴァレーの北・一番海に近い自社畑のベアワロー・ヴィンヤードのシャルドネ&ピノ・ノワール、サンタ・クルーズ・マウンテンズ最南端・モントレー湾を望む冷涼産地自社畑マウント・パハロのシャルドネをブレンド。仏産225リットル樽と300リットルのステンレス・タンクで熟成、’20年6月瓶詰。瓶内2次醗酵24か月、ディゴルジュマン’22年6月、ドサージュ3.5g/リットル瓶熟約半年を経て2022年12月にリリース。ジャスミン、白胡椒が香り、硬い石を思わせるミネラル感、ブリオッシュ、アーモンド、ヘーゼルナッツの様な樽熟成のニュアンス
ピエール・ペテルス「レ・シェティオン」※を目指す。
シャンパーニュ、メニル・シュル・オジェ村で、100年以上の歴史を持ち注目を集めるレコルタン・ マニュピュランで、ピエール・ペテルスの現当主ルドルフ・ペテルスの監修の元、造り上げるスパークリング・ワイン。
ヴァン・クレール(ベース・ワイン)にこだわり抜き、このキュヴェであれば 「リースのスパークリングにしても良い」と言うコンサルを受けて造る。
ルドルフは自身でもカリフォルニア・スパークリングを造ろうとサンタ・リタ・ヒルスに畑を契約(ドメーヌ・ド・ラ・コートの向かい側)。
カリフォルニアのとても少ない高品質スパークリングの可能性を限定した畑から求める。
※「レ・シェティオン」:クリュッグの”クロ・デ・メニル”と双璧を成すとも言われるピエール・ペテルスが所有する特別な畑から造るキュヴェ。
テクニカル情報
醸造:ワールド・クラスのスパークリングを目指し、特別に厳選したクローン、土壌、気候、低収量、秀逸な酸を有するキュヴェをルドルフ監修のもと選抜。
仏産225リットル樽と300リットルのステンレス樽で発酵・熟成を約8カ月。
毎年新しいワインをソレラに加え、約半分をティラージュ・瓶詰めし、残りはさらに熟成させる。
瓶内2次発酵約24ヶ月後2022年6月ドサージュ(3.3g/リットル)瓶熟約半年を経て12月にリリース、日本へは2023年1月輸入。
テイスティング・コメント
ジャスミン、白い花、白胡椒が香り、硬い石を思わせるミネラル感、ブリオッシュ、アーモンド、ヘーゼルナッツの様な樽熟成のニュアンス。
秀逸な酸は全体を引き締め、泡はスムースで柔らかい。
余韻の柑橘系の香りと塩味が印象的。
畑情報
ルドルフ・ペテルスの監修の元、サンタ・クルーズ・マウンテンズの新しい畑/マウント・パハロ(南・モントレー湾に面する)と、アンダーソン・ヴァレーのベアワローからごく少量のみ数種のスパークリングを造る。
ベアワロー・ヴィンヤード:アレキサンダー・ヴァレーの畑では最北、海近くに位置する。
標高100m-200m、南東向き斜面、12.5ha。
土壌はベアワロー・ウォルフェインと呼ばれる粘土と赤土、河の堆積物が混じった土壌。
毎日霧が流れ込み非常に冷涼な気候であるが、日照量も十分。
小粒で凝縮したピノ・ノワール、厚みのあるシャルドネとなる。
ベアワロー・ヴィンヤードからシャルドネとピノ・ノワールを使用。
マウント・パハロ:サンタ・クルーズ・マウンテンズにあるリースの自社畑の中で一番最近取得した畑。
モントレー湾に近い涼しい南側、標高274m、海からの距離は11km、コラリトスの町近く7ha。
サン・アンドレアス断層が細かく分裂する複雑な土壌で、シャルドネ、ピノ・ノワールに適した粘土質の表土の下に海洋性隆起の岩石質。
シャルドネはレモンカード、ハニーサックル、突き抜けるようなミネラル感を持つ。
マウント・パハロからはシャルドネを使用。
ヴィンテージ: NV
容量: 750ml
タイプ: 泡
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ78%
ブレンド品種: ピノ・ノワール22%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: カリフォルニア/ California
畑: マウント・パハロ・ヴィンヤード/ Mt.Pajaro Vineyard、ベアワロー・ヴィンヤード/ Bearwallow Vineyard
ワインメーカー: ジェフ・ブリンクマン/ Jeff Brinkman
醸造: 仏産225リットル樽&ステンレス・タンク(300リットル)にて醗酵・熟成8か月
熟成: 瓶内二次発酵24か月
キャップ: コルク
アルコール度数: 12.5%