注目のプリチャードヒルの中でも真正プリチャード・ヒルにあり、お隣はブライアント・ファミリー。メランソン・ヴィンヤードは自身のワインも造るが、極限られた者だけに葡萄を供給する。プリド~ウォーカーでは、クローン7の区画から少量のたぐいまれな葡萄を譲り受ける。非常に小粒な葡萄となる。芽吹きから収穫まで理想的な気候で最良の葡萄ができた。仏産樽にて20ヶ月熟成(新樽比率90%)生産量 98ケース
ヴィンテージ情報
2019ヴィンテージは、非常に良い年と言われる2016年と同じ様にワインメーカーにとって非の無い素晴らしい年となった。雨に恵まれた冬、温暖な春、数度の熱波があったものの十分に完熟し、プリチャード・ヒルの特徴である赤土と岩のニュアンスを味わいからしっかりと感じられる凝縮した個性ある葡萄になり、濃厚で長熟が期待できる。クローン337の持つ赤系果実の特徴が際立ち、クローン7の凝縮感がアクセントになっている。「収量は2018年より少ないがその分、凝縮され、今までに造ったメランソンの中でも出色の出来栄え。」とワインメーカー・トーマスはコメント。
テクニカル情報
仏産樽(ダルナジュー社、エルミタージュ社、タランソー社)にて20か月熟成(新樽率90%)、ノン・フィルター、人工的な清澄なく瓶詰。
生産量98ケースのみ。
畑情報
メランソン・ヴィンヤード
セント・ヘレナの東、ヴォカ・マウンテンの山中にあるヘネシー湖の南に広がる「プリチャード・ヒル」にあり、名だたる著名ワイナリーが、畑とワイナリーを持つ。その中でも真正プリチャード・ヒルにあり、お隣はブライアント・ファミリー。メランソン・ヴィンヤードは自身のワインも造るが、極限られた者だけに葡萄を供給する。標高420m(霧の上)、プリド~ウォーカーでは、クローン7と337の区画から少量のたぐいまれな葡萄を譲り受ける。ナンシー・ダックホーンのコーディネイトの力である。
岩がちの土壌、標高が高く、涼しい丘の端にある畑の為、非常に小粒な葡萄となる。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: セント・ヘレナ/ St. Helena
畑: メランソン・ヴィンヤード/ Melanson Vineyard
備考: 在庫僅少 vinous 97P Sep.2021 by Antoni Galloni
ワインメーカー: トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown
熟成: 仏産樽にて20か月熟成(新樽比率90%)、ノン・フィルター
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%