仏産樽熟成20ヵ月(新樽70%) 標高365m、6.5ha「プリチャード・ヒル」に位置し、オークヴィルの東丘陵(ダラ・ヴァレやピーター・マイケルのオー・パラディ)を一番近く見下す。オーヴィッド、デヴィッド・オーサーに隣接。鉄分を多く含んだ真っ赤な土壌から魅惑的なアロマ、濃厚でこなれた細かいタンニンと鉱物的な余韻が印象的。
テイスティング・コメント
2019年は最良年にプリチャード・ヒルが表現する濃厚な果実、凝縮した黒・青系ベリーの力強さ、こなれたタンニン。
鉄分を含む赤土からの肉料理に最高の相性と満足感を示す。
生産量:300ケース
畑情報
銘醸ワイナリーがひしめくプリチャード・ヒルの畑分布図
標高365m、6.5haのマルティネス・ヴィンヤードは、ナパ・ヴァレーのビバリーヒルズと呼ばれる「プリチャード・ヒル」(ハリウッドの高級住宅に例えて、ナパ・ヴァレーの高級カルト・ワイナリーが畑を持ち、開墾に多額の費用が掛かることからこう呼ばれる)に位置し、オークヴィルの東丘陵(ダラ・ヴァレやピーター・マイケルのオー・パラディ)を一番近く見下す。
オーヴィッド、デヴィッド・オーサーに隣接する。
フィリップ・メルカがいつか自分のワインとしてプリチャード・ヒルのワインを造りたいと思っていた夢がかない、プリチャード・ヒルの個性を十分に現すことができるナパ・ヴァレーでも最高の畑のひとつと太鼓判を押す。
西側プリチャード・ヒル(ヴォカ・ヒル)の特徴である鉄分を多く含んだ真っ赤な表土と大きな岩を砕いた層、小石の混ざる層など何層かの異なる地層の底に火山性の硬い母岩がある(右図)様々な土壌の個性と崖のすぐ上にあることから霧は上がらないが冷たい風が吹き込んでくる気象条件も備え、魅惑的なアロマ、濃厚で、複雑な要素を幾重にも兼ね備え、緊張感があり、こなれた細かいタンニンと鉱物的な余韻が長く印象的でテロワールを表現したゴージャスな味わい。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン92%
ブレンド品種: カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド1%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: プリチャード・ヒル/ Pritchard Hill
畑: マルティネス・ヴィンヤード/ Martinez Vineyard
備考: JUBDUNNUCK.com 96+ December, 2021 by Jeb Dunnuck
ワインメーカー: フィリップ・メルカ/ Philippe Melka
熟成: 仏産樽にて20か月熟成(新樽比率70%)
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 15.2%