チャールズ・スミスによるテイスティングノート味と個性がにじみ出る。
弱々しいスミレの感じはここにはない。
しかしスミレ、紅茶、ブラックラズベリーがグラスから立ち上り、湿った土、海苔、砕いた岩、ブラックプラム、冷たい暖炉の灰を思わせる力強いストラクチャーへと変化していく。
一口飲むごとに爽快感、一口飲むごとに満足感が得られる。
畑クリフトン・ヒル(50%) ミルブラント家が所有、栽培しているこの畑は、表土60㎝に石が散らばった砂の土壌があり、その下は氷河がもたらした堆積した砂利があります。
これにより自然に樹勢が制限出来ます。
どちらの土壌も非常に水はけが良いので、キャノピーを完全にコントロールすることが容易ですノースリッジ・ヴィンヤード(50%) 2003年植樹、ワルーク・スロープの37haの畑で沖積扇状地の砂利土壌、コロンビア川の氾濫原の上に非常にユニークな場所にあります。
表土の下には深さ15-30㎝のカリーチと玄武岩の層があり、カルシウムと鉄分を豊富に含んだ土壌、根の成長に苦戦を強います。
2019年ヴィンテージは、例年より遅い芽吹きでゆっくりと始まり、年間を通してかなり穏やかな状態が続いたため、涼しめの年となりました。
一部の畑では例年よりも少し早い10月に凍結の問題がありましたが、私たちの高地にある畑は空気の流動に優れているため、凍結することなく生育期を10月後半まで延ばすことができました。
その結果、素晴らしい完熟度が得られ、信じられないほどのバランスと個性を持つ美しいワインに仕上がっています。
全体的にどの品種をとっても、2019年のワインは見事なバランスを持ち並外れたフレーバーとバランスを持っています。
チャールズ スミスのワールドワインの舞台での展開はまさに驚くべきものでした。
オーナー兼ワインメーカーのチャールズ スミスはワラ ワラに移り住んで、僅かな資金でK ヴィントナーズをスタートする前は11年間ヨーロッパでロックンロール・バンドのマネージャーをしていました。
チャールズのワインは彼のロックンロールのルーツにある興奮を放出していますが、真摯な品質と価値観がワインづくりの基盤となっています。
チャールズは異なったラベルのいくつかのブランドをつくっています:チャールズ スミス ワインズはほとんどが買ったその日に飲まれるようにつくられており、飲み易い、手頃な価格、高品質の三拍子揃っています。
チャールズはまたオリジナルのK ヴィントナーズのラベルでアメリカで最も興味をかき立て高い評価を得ているシラーをつくっています。
K ヴィントナーズのワインは違いの分かるコニサーにアピールするよう極少量つくられています。
過去10年間でチャールズ スミス ワインズとK ヴィントナーズのワインはアメリカを代表するワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーターとワイン・エンスージアストで95点以上を66アイテム、90点以上を300アイテム以上獲得しています。