甘口。洋梨、花梨の蜂蜜漬けのような香り。バランスがとれ、柔らかな口当たり。酸味が余韻を下支えします。若くしても、10年以上の熟成をさせても美味しく楽しめます。フォアグラ、ブルーチーズ(ロックフォール、フルム・ダンベール)、様々なスイーツとよく合います。Chavanayに位置する花崗岩土壌。植密度:8,000-10,000本/ha土地の侵食を防ぐため、雑草は残しておきます。土壌とぶどうの樹の環境を尊重するために殺虫剤は使用しません。天候の変化や散布が必要な時にだけ天然の有機物を使用します。樹勢や収量の調整、除葉、グリーンハーベストをしながら、ブドウの成熟度を高めます。春には間引きをします。区画ごとに収穫と醸造をします。収穫後、灰色カビ病およびドライレーズン化したブドウは除かれます。圧搾後、マストはしばらくの間、静置しておきます。温度管理されたセラーで、アルコール発酵は天然酵母によって木樽の中で始まります。冬の間、発酵にはとても長い時間をかけます。熟成には木樽を使用して8ヶ月をかけます。アルコール度数は12%。残糖は90g。1961年生まれのキュイユロン氏は、醸造・栽培を専門学校で学んだ後、1986年に伯父のドメーヌを引き継ぎました。30代半ばからすでにローヌ地方の白ワイン生産者としてトップレベルに達しており、特にコンドリューに12haという広い畑を所有し、複雑、芳醇、バランスがよく、奥行きのある味わいの卓越したワインを造っています。老木から造られるヴィエイユ・ヴィーニュと完全な状態で熟したぶどうをより遅摘みしたレコルト・タルティヴは圧巻です。樹齢は15~60年で、完全に熟したぶどうを選別しながら最小限の量まで抑えて収穫し、そのぶどうを再度セレクション・テーブルで厳選します。赤は温度コントロールが容易なセメントタンクとステンレスタンクで年によっては30%まで全房発酵します。白は基本的に樽で発酵させます。長期マセラシオンの後、熟成を小樽(新樽10~100%)で6~18ヶ月間行います。頻繁にバトナージュを行い、ノン・フィルタレーションで瓶詰めを行います。現在、75haを所有し、北ローヌ最大のドメーヌとなりました。2016年には新醸造所を設立し、グラヴィティフローを採用するなど、さらに卓越したワインを目指し続けています。
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