アプリコット、花梨、白桃、柑橘の香り。
ライラック、バラ、スミレの上品さ、ハチミツのニュアンスも感じられます。
口に含むとボリューム感、フレッシュさが感じられます。
スパイシーさ、心地よいビターさも味わいに深みを与えています。
提供温度:12 ~ 14℃直接圧搾、天然酵母を使用。低温管理された木樽でアルコール発酵。
澱引きはせず、週一回のバトナージュを11 カ月間。
新樽比率は30%、3~5 年使用樽を70% 使い6 カ月間。その後、7 カ月間ステンレスタンクで熟成。収穫は手作業。醸造は区画ごと行い、伝統的手法を実践。
酵母など、可能な限り、天然由来の成分を使用します。
MLF が終わると、50%は3,000L のフードルで、残りは、ブルゴーニュ産の木樽で8 カ月間熟成。
その間、澱引きはしません。瓶詰め前に、複数の区画をブレンドします。1962年生まれのヴィラール氏は、近年ローヌで最も評価を上げている造り手で、ローヌを代表する醸造家の一人です。ヴィラール家は代々農家であり、ワイン造りに関わっていませんでした。彼は15歳からワイン造りに携わり、20代前半のころ、ソムリエを経験しました。著名なソムリエ達と交友関係を持ち、それに基づき栽培及び醸造の勉強をして、理想のワイン造りを目指しました。1989年に初めてコンドリューに畑を購入し、1992年に初リリース以来、各国・各方面で高い評価を得ており、現在、メイユール・ヴァン・ド・フランスでは二ツ星を獲得するに至りました。
コート・ロティ、コンドリュー、サン・ジョセフ(ヴァン・ド・ペイ)に畑を所有しています。ぶどうを完熟させる為、収穫時期は非常に遅く、また収穫量も低く(30hl/ha)、より濃縮・完熟したぶどうを収穫します。収穫時と発酵前にぶどうを厳しく選別した後、発酵を行います。
2019年からは完全にビオロジック製法によりブドウ栽培を行っています。
近年では、北ローヌを代表するドメーヌとしての地位を確立し、多くのヴィニュロンたちが彼のワインを手本としています。