Crossbarn (Paul Hobbs) Pinot Noir Sonoma Coastクロスバーン ピノ・ノワールはソノマ・コーストの中で選び抜かれた畑から、手摘みで収穫されたブドウを使用して造られています。
骨格と重みのバランスの取れたピュアで凝縮されたブドウです。
いきいきとしたルビー色をしたこのワインには、ザクロ、サクランボ、ルバーブのみずみずしい香りと、アールグレイやシナモンの軽い香りがあります。
完熟イチゴ、ラズベリー、フェンネルの葉のような複雑でエレガントな香りが、本来のソノマ・コーストらしさを思い起こさせる繊細な酸と穏やかな塩味によって縁どられる、調和の取れた明るい印象の味わいを生み出しています。
2018 年のブドウの生育期は安定した条件が長く続き、熱波などの特記すべきような要素もありませんでした。
冬の間の降雨量は十分で、萌芽と開花は平年より遅かったものの、理想的で安定していた夏と秋の天候のおかげで、果実の成熟は均一で収量も十分。
美しい複雑さのある香りと味わいのブドウができました。
「クロスバーン」はニューヨーク州にあるホブス家の農場の真ん中にある納屋の呼び名で、この農場は 150 年続く歴史ある農場です。
クロスバーンはポールと 10 人の兄妹のお気に入りの遊び場で、ミステリーとアドベンチャーが繰り広げられた思い出の場所で、土地への愛情や農産物への好奇心、厳しい労働の後に獲る喜び・働く家族への尊敬を学んだ場所でもありました。
この思いを環境保全型農法や Paul Hobbs Winery で培われた栽培・醸造技術で表現したのがこのクロスバーン・ワイナリーです。
クロスバーン・ブランドはポールにとって、新しいアイディアや最新技術を用いてワインを造ることができる、常に若い世代の消費者をイメージして造られる、いわば「最先端」を走るワイナリーです。
これは、ある程度イメージと顧客層が確定してしまったポール・ホブス・ブランドでは実施できないことで、ハングリー精神旺盛で常に変わり続ける新しいジェネレーションへの挑戦のメッセージでもあります。