ソノマ南、海に近く冷涼な霧・風が吹き込むフリーストーン・オキシデンタル地区の最南端にあり細かい砂のローム土壌。リヴァース・マリーでトーマスがvinous100点を獲得。全房25%開放タンク発酵、仏産樽(新樽30%)16ヶ月熟成。冷たい強い風が直接入る為葡萄自身が果皮を厚くし小粒となる。タンニンはたっぷりと力強く鋭角な酸も共存。ワイルドベリーやブラッドオレンジと共に皮革や火打ち石のニュアンスも。
テクニカル情報
醸造 :手摘みで収穫、選別。開放発酵槽にて醗酵、全房比率25%。野生酵母使用。
仏産樽(新樽比率30%)にて16ヶ月間熟成。
無濾過でボトリング
生産量 : 70 ケース
テイスティング・コメント
プラット・ヴィンヤードのピノ・ノワールは、カリフォルニアの他のどの畑よりもブルゴーニュ的な特徴を持つ。
例年より快活なヴィンテージ。
桑の実、ブルーベリー、プラムなどのウキウキするアロマに始まり、バラの花びらやカーネーション、湿った石のニュアンス、そしてシナモンやジンジャーの香りが次々と立ち現れます。
口に含むと、アメリカン・チェリー、タラゴン、マジョラム、スパイスとともに、しっとりとしたアーシーなニュアンスが感じられる。
畑情報
プラット・ヴィンヤード/ Platt Vineyard
フリーストーン・オキシデンタル地区の最南端。
海に近く(約5㎞)、フォグラインよりも高い位置にあり、冷涼な風が吹き込む。
古代の海底から隆起した水はけの良いゴールドリッジ土壌。
凝縮感とミネラル豊富なワインが造られる。
プラット・ヴィンヤード
スティーブ・キスラーの新プロジェクト「オキシデンタル」の自社畑に隣接する。
(キスラー・ブランドを売却した際にこの畑を残した。)
リヴァース・マリーでトーマスがこの畑からのピノ・ノワールを使用しブルゴーニ以外で初のvinous100点を獲得。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: ピノ・ノワール100%(クローン828、777、Calera)
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ソノマ・コースト/ Sonoma Coast
畑: プラット・ヴィンヤード/ Platt Vineyard
備考: Jeb Dunnuck 94P
ワインメーカー: フィリップ・メルカ/ Philippe Melka
醸造: 開放発酵槽にて醗酵、全房比率25%。野生酵母
熟成: 仏産樽にて16ヶ月間熟成(新樽比率30%)、無濾過
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.2%