ダイヤモンド・マウンテンの自社畑オーロラ区画より 仏産樽28ヶ月熟成 濃いルビー色を呈し、チョコレート、黒スグリ、燻香、焦土の香。エレガントでミディアムからフルボディ。 芳しく、美味でピュアで印象深いワイン。仕込まれたワインの25%のみを選別してこのワインを造る。11年までも同じ畑でRed Wineを造ってきたが、樹齢も十分上がり、この畑の個性が顕著に表れた為、2012VTGより畑名「オーロラ」を冠することになりました。
ヴィンテージ情報
冬に雨が十分降り、土壌は水分をたっぷりと蓄えることができた。
春は気温が低く、雨も多かったので萌芽と開花は過去2年よりも2-3週間遅くなった。
5月にカベルネ・ソーヴィニヨンにとって恵みの雨が降り、夏の気温は高く、スタートが遅かったブドウの生育はその遅れを取り戻すことができた。
8月中旬には二日だけ熱波があり、8月下旬―9月上旬は日中気温が高く、夜冷え込み、日較差が大きい理想的な成熟条件が整い、平年並みの収量、しっかりとした酸、ほどよい糖度を得、バランスのとれた年となった。
(CWIが2019年11月30日に発表した収穫レポート「ナパ・ヴァレー」より抜粋)
テクニカル情報
2週間の間に数回に分けて収穫し、粒ごとに手でより分けて選果し、ステンレスタンク、オーク樽にて発酵
熟成:仏産225リットルの樽で約28ヶ月熟成。
テイスティング・コメント
オーロラの特徴である黒い果実のアロマにバニラ、シナモン、クローヴの香り。ブラックベリー、カシス、チェリーの砂糖掛けの味わい。
タンニンはしなやかでエントリーからフィニッシュまでシームレスな滑らかな口当たりと長い余韻を持つフル・ボディのワイン。
まだ若い内に飲むときはデキャンタを推奨。
畑情報
チェッカーボードはそれぞれ異なる標高を持つ4つの畑を所有しているが、標高400メートルにあるオーロラがその中で一番樹齢が高い畑である。
2006年ヴィンテージからずっとオーロラの葡萄でレッド・ワインを造っていたが、2012年ヴィンテージからワイン名を”オーロラ ナパ・ヴァレー レッド・ワイン“として単一畑のソースを明確にした。
オーロラはダイヤモンド・マウンテンの中腹より少し上の谷にあるワイナリーを取り囲む標高365メートルの円丘にあり、畑の半分である24,000㎡は火山性の玄武岩の大礫まみれのローム赤土粘土土壌で、残りの24,000㎡はダイヤモンド・マウンテンの上方にある険しい岩山が風雨で削られて流されてきた小石の混じった火山灰の白い土と風化した流紋岩から成る。
円丘であることで南面に日照を遮るものがなく、東西も開けており、夏の霧が長く留まることがないという利点がある。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン主体
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
畑: オーロラ・ヴィンヤード/ Aurora Vineyard
ワインメーカー: マーサ・マクレラン/ Martha Mcclellan
醸造: ステンレスタンク、オーク樽にて発酵
熟成: 仏産樽(225リットル)にて28か月熟成
キャップ: コルク
アルコール度数: 15.1%