もしあなたが、いきなり“ステーキを焼きたい!”という欲望に取り憑かれてしまったら、この悪魔のせいです。
瑞々しいクラシックなワシントン州のメルローは、豊かな黒い果実のビロードのような層のフレーヴァーを持ち、ワイン・エンスージアスト誌では90点を獲得しています。
ハリウッドの大ヒット映画『サイドウェイ』が突如として“嫌メルロ”を引き起こした時、チャールズは、この偉大な品種に対するこの映画の不快な描写を断固として拒絶する事にしました。
この大胆で官能的なワインを一口飲めば、彼がメルロを再びセクシーなものにすることに成功したのを確信できます。
その名の通り、ピュアなベルベット、濃厚で美味なブラック・フルーツ、杉とタバコ、そしてカシス。
凝縮してリッチであるが、純粋でフォーカスした味わい。
うま過ぎて悪魔にそそのかされたようだ。
チャールズ・スミス・ワインズは初代ワインメーカーのチャールズ・スミス創設のブランドです。
元はロックバンドのマネージャー、小さなワインショップのオーナーを経て、自我流で作った300ケースのワインからビジネスをスタート。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤー、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーなど次々と輝かしい受賞歴を誇り今やワシントンを代表するワインメーカーとなったチャールズ・スミス。
一度見ると忘れられないのは彼の風貌だけではなく、そのラベルデザインも同じ。
このチャールズ・スミス・ワインズのテーマは “モダニスト” 現代的で新しい感覚・流行を好む人々のワイン。
今日買って今日楽しむ為のワイン。
見た目のインパクトに劣らずその品質の高さに驚かされる。
ブドウ品種と畑の真のキャラクターを感じることが出来るワシントンを代表するカジュアルワインです。
ラベルデザイン芸術的で象徴的、一目でそれとわかる遊び心のあるラベルはリリースされた2006年のファーストヴィンテージから称賛され続けている。
コンセプトはワインの味わいやペアリングを暗示しており、そのデザインはチャールズの長年の友人リッキー・コフ。
デンマークで育った彼女はリーバイス・ストラウスでプレミアムラインのデザイン・ディレクターを務めた後、自身のデザインハウスを立ちあげる。
”私のデザインスタイルは、これまでも、そしてこれからも機能性、時代性、シンプルさ。
というピュアな視点に根差している。
それをロックンロールの魂と未加工の率直さをうまく融合させて、未来のアイコン&カルトブランドを生みだす。
” ー リッキー・コフ