プリチャード・ヒルの自社畑No.95から。3つの自社畑の中で一番北にあり標高360mで一番低いが、樹齢の最も古い樹と、最も若い樹がありユニークな組み合わせ。仏産樽(新樽63%)にて20ヶ月間熟成。純粋にナパ・カベらしい赤紫系ベリー、ベーキングスパイスの香り、カシス、ココアパウダーの鮮やかな味わい。フルボディでエネルギッシュ、心地よい余韻と鉄分を感じるミネラル感が特徴。
テクニカル情報
醸造:樽発酵及び小容量の温度管理されたステンレスタンクで発酵。
仏産樽(新樽63%)にて20ヶ月間熟成。 (樽メーカー タランソーT5最高級樽5年乾燥材を使う、エルミタージュ、シルヴァン、他)
ヴィンテージ情報
2017年は、様々な天候に見舞われ最初から最後まで特別な注意が必要な年だったが、栽培管理チームの活躍で凝縮した素晴らしい葡萄を得ることができた。
久々に雨の多い冬となり、今までずっと乾燥していたので、葡萄の樹はホッと一息つけた。
春~夏は穏やかで順調に生育し、夏に数度熱波が訪れ、葡萄の成熟ペースを速めたが、秋口はやや涼しくなり落ち着いて完熟を迎えた。9月23日~10月6日に収穫。
テイスティング・コメント
コルクを抜いた瞬間に、フレッシュで生き生きとした香りが立ち上がる。
純粋にナパ・カベらしい赤紫系ベリー、プラム、杉、ベーキングスパイスの香りに続き、チェリー、カシス、ココアパウダーの鮮やかな味わいが広がる。
フルボディでエネルギッシュ、心地よい余韻と鉄分を思わせるミネラル感が特徴的。
畑情報
プリチャード・ヒル自社畑 No.95ヴィンヤード。
ワイナリーのすぐ下(北)に位置する区画が「ヴィンヤードNo.95」でこのワインの基礎となる。
標高360m、自社畑の中では一番標高が低い。
樹齢の最も古い樹と、最も若い樹がとてもユニークに組み合わさり植樹されている。
土壌タイプは二つあり、畑整地の時に安山岩の巨石を掘り出した後、一つはHumbright/ハムブライト・ローム=茶色みがかった火山由来の土壌で硬く破砕した破片が粘土質に混ざる土壌と、もう一つはSoburante/ソブランテ・ローム=赤みがかった火山灰が混じる泥灰粘土。
両方とも水はけが良くまた適度な保水性もある。
生き生きとして、活気に満ちたエネルギッシュなカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを生み出す。
火山土壌由来の鉄分や鉱物的なミネラル感がワインに表現される。
ヴィンテージ: 2017年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン88%
ブレンド品種: カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド4%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
畑: プリチャード・ヒル自社畑 No.95ヴィンヤード
備考: 限定数のみ入荷
ワインメーカー: マット・ジョンソン Matt Johnson
醸造: 樽及び小容量のステンレスタンク発酵
熟成: 仏産樽にて20か月熟成(新樽比率63%)
土壌: Humbright/ハムブライト・ローム(火山由来の土壌で硬く破砕した破片が粘土質に混ざる)、Soburante/ソブランテ・ローム(火山灰が混じる泥灰粘土)
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.8%