ソノマ・カウンティのアレキサンダー・ヴァレーとドライ・クリーク・ヴァレーのサブAVAで栽培された厳選されたブドウから造りました。
フレンチオーク樽で発酵、部分的にマロラクティック発酵を施したこのワインは、バランスの取れた、爽やかで明るく豊かな果実のキャラクターと、中盤から重みが感じられる心地よい口当たりを持ちます。
アジアの梨、繊細なスイカズラ、レモンジャム、パイナップルケーキなどの香り。
口に含むと、新鮮なパイナップル、ハニークリスプ・アップルの風味が酸っぱいレモンカードと混ざり合います。
タヒチ産バニラ、キャラメル、軽いトースト香がフィニッシュを締めくくる、冷涼気候のソノマの "テキストブック "なワイン。
世界に誇るワイン産地ソノマ・カウンティAVAの海岸沿いのワイン生産地域は、マヤカマス山脈の西に位置し、太平洋に向かって広がっています。
このAVAは多種多様な土壌、マイクロクライメート、そして地形で知られています。
<アレキサンダー・ヴァレー>・砂利混じりのローム土壌は、水はけと保水性に優れ、ブドウ成長を整えます。
・近くの太平洋からの沿岸霧がロシアン・リヴァーの回廊を通り流れてきます。
霧は夕方になると谷底に落ち着き、ブドウを冷やし、酸味を保ちます。
<ドライ・クリーク・ヴァレー>・この地域の水はけの良い土壌は、主に砂利、砂岩、頁岩で構成されており、ミネラルと栄養分が豊富。
・日中の最高気温と夜間の最低気温の差が大きいため、ブドウは酸度を保ち、複雑な風味を生み出します。
・ソノマ・シャルドネの "テキストブック "的特徴である、果実味、明るい酸味、エレガンスを表現しています。
・フレンチ・オークの新樽で樽発酵させることで、果実味ばかりを強調することなく、トースティーな香りと中盤の重みが見事に融合します。
・Diacetyl(ダイアセチル)の働きによる過度なバターやチーズの香りが発生しないよう細心の注意を払い、部分的なマロラクティック発酵を行うことで、クリーミーでみずみずしいテクスチャーをもたらすと同時に、爽やかで高揚感のある特徴を維持しています。
発酵:樽発酵100%、ML35%熟成:フレンチ・オーク(新樽30%)で8か月生産量:5,750ケース瓶詰め:2023年3月リリース:2023年4月TEXTBOOKは2004年に長年ワイン業界に勤めていたジョナサン・ペイとスーザン・ペイによって設立され、ナパ・ヴァレーとオークヴィルの羨望の的である素晴らしいブドウ畑から美しいワインを生み出しています。
子供時代ヨーロッパに数年住んでいたジョナサンはフランス語を話すことも出来、彼のワインのキャリアはその頃の生活から始まっています。
フランスではルイ・ジャド、そしてオーストラリアのペンフォールズやロバート・モンダヴィでワイン造りの経験を積みました。
これらの経歴がTEXTBOOKの「力強いがバランスの取れた」ワイン造りのスタイルにつながっており、その評価は年々上がっています。
ワイン名のTEXTBOOKは学校の「教科書」を指すものではなく、初めて出来上がった自分たちのワインをスーザンがテイスティングした時に、このワインを「典型的・模範的なまさにナパワインのTEXTBOOKだわ。
」と漏らしたことに由来しています。
(ジョナサンがよく例えるのは“このテキストブック”という言葉は、『‘フェラーリ’はイタリア車のテキストブックだ。
』と言う時のテキストブックだそうです) またフラッグ・シップのミゾン・プラスはフランス語の「下ごしらえ」という意味の料理用語で、ワインを造る時も料理を作る時も、何よりもしっかりと上質な材料(ブドウ)を用意し、道具もきちんと手入れの届いたものを順番通りにならべて準備万端にしてから造るのが重要だ。
という考え方から、名付けています。
ミゾン・プラスのカベルネは*スクリーミング・イーグルに隣接する畑(Boulder Block Vineyard/Vyborny Vineyard)、メルロ(Holmes Vineyard)はハーランの斜面の下、ト・カロンの横に位置しています。
(Holmes VineyardのカベルネはBranding Iron Vineyardという名でNickel and Nickelで使われています。
) TEXTBOOKは自分のテイスティングルームやワイナリー施設を持っていません。
「ナパに施設を持つには非常に多くのお金が必要となる。
それだけのお金を投入するなら、より良い樽を購入したり、ワイン造りの道具にお金を使いたいんだよ。
」とジョナサンは語っています。
ロバート・パーカーに【TEXTBOOKは消費者が注目するべき真のワイン、このラインナップの中には本物の宝が存在する】と言わしめたワイナリー。