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Eberle Winery

Eberle Winery Syrah Steinbeck Vineyard 2021

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カリフォルニアに残る最も古い古木のブドウから造られる、エレガントなシラー。

1970年代のアメリカでは、シラーはあまり知られていませんでした。ギャリー・エバレーは、フランスのタン・ラ・エルミタージュにあるシャプティエの畑から運ばれた芽木を、UCデイヴィスから入手しました。彼は1975年にエストレラ・リヴァー・ヴィンヤード20エーカーにこのシラー・クローンを、米国で初めてシラー100%のワインを生産したワインメーカーとなりました。

エバレーのヴィンヤード・マネージャーであったハウイー・スタインベックは、1982年にエバレーと提携し、スタインベック・ヴィンヤードを設立しました。シラーのブロックは、エストレラ・リヴァー・ヴィンヤードからオリジナルのエストレラ・クローンを挿し木して1991年に自根で植樹されました。現在では、カリフォルニアで最大かつ最も古いシラー畑の一つとなっている。

ブドウは手摘みで収穫され、同時に選別と除梗が行われた。この2つの品種は、ステンレスタンクで15日間一緒に発酵を行った。マストは1日2回ポンプオーバーされ、発酵後、フレンチオーク(新樽15%)、アメリカンオーク(新樽10%)、ハンガリーオーク(新樽10%)に移され、残りはニュートラルオークで熟成されました。ワインは瓶詰め前に15ヶ月間熟成させた。

ダークベリーやラズベリー、プラムなど豊かな果実味。アーシーで白胡椒、タバコの葉、スミレの香り。しっとりとしてグリップのあるタンニンがしっかりとした骨格を作る。牛の煮込みやポークリブ、鴨のプラムソースなどと抜群の相性。

パソ・ロブレスのワイン産業におけるパイオニアの一人であるギャリー・エバレー(GaryEberle)は、自身のワイナリー設立と同時にパソ・ロブレスがアペレーションとして認定されることにも大きく貢献しました。エバレーは当時まだあまり流通していなかったシラーに着眼し、これをカリフォルニアに広めました。もとはタン・レルミタージュのシャポティエで栽培されていたカリフォルニア州立大学デイビス校所有の苗木を基に、20エーカーの畑にシラーのクローン株を植え、1978年にアメリカで初めてシラー100%のワインをリリースしました。彼の新しい試みは徐々に周りのワイナリーも注目し始め、今日パソ・ロブレスはローヌ系ブレンドのプレミアムワイン生産地として、その地位を確立しています。パソ・ロブレスのアぺレーションを知り尽くしたエバレーのプロデュースするワインは、すべにその名が記されています。

“ワイン造りはアートであり、サイエンスでもある”

エバレーワイナリーのワインメーカー/パートナーでもあるベン・メイヨ(BenMayo)は、まさにこの言葉を体現しています。エバレーで10年近くキャリアを持つメイヨは、ワインメーキングを終わりのない未完成品と捉え、毎年の収穫を心待ちにしています。収穫まではサイエンスがものを言い、ブレンディングや、いかに美しいワインを造りだすかは自分の美的感覚を信じるしかないと語ります。メイヨ自身の芸術的センスとサイエンスのバックグラウンドを巧みにブレンドし、毎年高い評価を受けるワインを生み出しています。