初代ワインメーカーであるチャールズ・スミスがタイ料理のテイクアウトを食べながら、クエンティン・タランティーノ監督の「キルビル」格闘シーンを見ていた時に頭に浮かんだのがこのワイン。
ユニークな辛口リースリングは味では格闘をする事無く、もっともっと飲みたいと思わせるフレーバーです。
このミディアムボディのリースリングは美しくバランスが取れており、目の覚めるような風味がはじけます。
白桃と軽やかな花の香りが五感を満たし、爽やかでドライなフィニッシュで締めくくります。
そして明るい柑橘系のフレーバーとミネラルが、爽快な酸味とともに口の中を爽快な高みへと導きます。
スパイシーなラーメン、タイ料理や中華料理にベストマッチ。
畑︓エヴァーグリーン ヴィンヤードジェリー・ミルブラントが1998年に植え付けたAVAエンシェント・レイクス内の、コロンビア・リバーを⾒下ろす断崖の背後に広がるブドウ畑。
コロンビア・リバーの影響を受けた冷涼な場所にあり、⼟壌は窒素の乏しい崩壊した⽞武岩、氷河期の⼤洪⽔で堆積した砂礫シルトとカリーチ(炭酸カルシウムの堆積岩)で構成されています。
この畑はワインメーカーの誰もが賞賛する素晴らしいミネラル、際⽴った酸と⾒事なバランスを持ったブドウをもたらしてくれます。
2023年のヴィンテージは、高品質のワシントン州ワインにとって素晴らしい年となりました。
冷涼で雨の多い天候で始まったこの年は、5月の気温が非常に高く、予定より早い開花が始まりました。
収穫は予定通りに終了し、凝縮感のある素晴らしいブドウが収穫されました。
チャールズ・スミス・ワインズは初代ワインメーカーのチャールズ・スミス創設のブランドです。
元はロック・バンドのマネージャー、小さなワイン・ショップのオーナーを経て、自我流で作った300ケースのワインからビジネスをスタート。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤー、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーなど次々と輝かしい受賞歴を誇り、今やワシントンを代表するワインメーカーとなったチャールズ・スミス。
一度見ると忘れられないのは彼の風貌だけではなく、そのラベル・デザインも同じ。
このチャールズ・スミス・ワインズのテーマは “モダニスト” 現代的で新しい感覚・流行を好む人々のワイン。
今日買って今日楽しむ為のワイン。
見た目のインパクトに劣らずその品質の高さに驚かされる。
ブドウ品種と畑の真のキャラクターを感じることが出来るワシントンを代表するカジュアル・ワインです。
ラベル・デザイン芸術的で象徴的、一目でそれとわかる遊び心のあるラベルはリリースされた2006年のファースト・ヴィンテージから称賛され続けている。
コンセプトはワインの味わいやペアリングを暗示しており、そのデザインはチャールズの長年の友人リッキー・コフ。
デンマークで育った彼女は、リーバイス・ストラウスでプレミアムラインのデザイン・ディレクターを務めた後、自身のデザイン・ハウスを立ちあげる。
”私のデザインスタイルは、これまでも、そしてこれからも機能性、時代性、シンプルさ。
というピュアな視点に根差している。
それをロックンロールの魂と未加工の率直さをうまく融合させて、未来のアイコン&カルトブランドを生みだす。
” ー リッキー・コフ