※こちらは協力インポーターより仕入れのため通常よりも1~2営業日余分に発送までお時間を頂戴する場合があります。
古来北ローヌで植樹されていた古代品種「デュリフ」はシラーとプールサンの交配品種で、カリフォルニアでプティ・シラーと間違えて植樹されたものを再植樹したもの。
サンピエールドブッフの高地。
1961年生まれのキュイユロン氏は、醸造・栽培を専門学校で学んだ後、1986年に伯父のドメーヌを引き継ぎました。
30代半ばからすでにローヌ地方の白ワイン生産者としてトップレベルに達しており、特にコンドリューに12haという広い畑を所有し、複雑、芳醇、バランスがよく、奥行きのある味わいの卓越したワインを造っています。老木から造られるヴィエイユ・ヴィーニュと完全な状態で熟したぶどうをより遅摘みしたレコルト・タルティヴは圧巻です。樹齢は15~60年で、完全に熟したぶどうを選別しながら最小限の量まで抑えて収穫し、そのぶどうを再度セレクション・テーブルで厳選します。
赤は温度コントロールが容易なセメントタンクとステンレスタンクで年によっては30%まで全房発酵します。
白は基本的に樽で発酵させます。長期マセラシオンの後、熟成を小樽(新樽10~100%)で6~18ヶ月間行います。頻繁にバトナージュを行い、ノン・フィルタレーションで瓶詰めを行います。
現在、75haを所有し、北ローヌ最大のドメーヌとなりました。
2016年には新醸造所を設立し、グラヴィティフローを採用するなど、さらに卓越したワインを目指し続けています。