3.48haモノポール。
赤色の粘土と硬い石灰岩が混じる南向き2ha/樹齢68年。
1.48ha/若木。
30%全房。
発酵は木樽とコンクリートタンク。
足でピジャージュ。
樽熟12か月(新樽25%)ドメーヌ・ミアは、コート・シャロネーズで最も大きな農園のひとつで、1860年まで遡る歴史を持ちます。
Ecocert(有機農法)の認証を受けた畑からは、驚くべきポテンシャルの高さと、南ブルゴーニュの素晴らしさを存分に感じられるワインが造られます。
「ワイン造りは、多くの才能を組み合わせた芸術です」と、ドメーヌのオーナーであるミア・スボティック女史は語ります。
その言葉通りドメーヌ・ミアのワインは、ミア女史のビジョン、醸造責任者であるアラン・シャルル氏によるブドウ栽培に加え、才能あるメンバー達の精密な作業が見事に融合したものです。
その要となるのが、卓越した技術で醸造部門を統べるワイン造りのエキスパート、ダヴィド・デュバンです。
ダヴィド・デュバンは、今日ではブルゴーニュで最高のワイン醸造家の一人と言われています。
彼の専門知識によりドメーヌ・ミアのワインは飛躍的な進化を遂げ、この地で最も注目されるドメーヌとなりました。
彼は、テロワールや伝統、環境への配慮を何よりも大切にする一方で、実験的な試みにも躊躇する事はありません。
まず彼が注目したのが、昔は一般的に行われていた「全房仕込」に回帰し、シルクや空気のように軽やかで調和のとれたワインを造る試み。
もう一つが、果実本来のアロマを表現するため、ワインに加える亜硫酸塩の量をごくごく僅かにする取り組みです。
これらは、収穫されたブドウの並外れた品質のおかげで成功を収めました。
有機栽培の原則に基づき自然を尊重し、ビオディナミにより年間を通してブドウの木を大切にしてきた結果です。
こうして大切に造られたワインは、ニュイ・サン・ジョルジュにある自社の地下セラーで醸造され、厳選されたフレンチオークの樽で熟成されます。
ドメーヌ・ミアでの醸造についてダヴィド・デュバンは語ります。
「コート・ド・ニュイ以外のテロワールを醸造することは、私にとって真の挑戦であり、自分のワイン造りの方法を違うアペラシオンに適用する事は、大きなモチベーションにも繋がりました。
抽出を穏やかにするためにピジャージュを足で行ったので、収穫したブドウ本来の複雑味・フィネス・ミネラル感を感じられるイメージ通りの仕上がりです。
最後に、ブドウの木へ敬意をもって、素晴らしい品質のワインを醸造し続けることを、ドメーヌ・ミアの名に懸けて約束します。
」ダヴィド・デュバンが自社ドメーヌ同様の考え方で造る、新たなる「ドメーヌ・ミア」、是非ご賞味下さい。