2023年のソノマ・コースト・シャルドネは、明るく生き生きとしていて、バランスが良く親しみやすいです。
リンゴ、ピーチ、バニラ、スパイスの魅惑的な香りに、エレガントな花のキャラクターが加わります。
冷涼な気候の影響を受けたこのシャルドネは、シャルドネ品種特有の力強さ、バランスの取れた酸味、長い余韻に続くミネラルのニュアンスが際立っています。
1972年以来、チョーク・ヒルはソノマ・カウンティの起伏に富んだ丘陵地帯の特徴、豊かさ、エレガンスを表現した、テロワール主導のワイン造りに打ち込んできました。
シャルドネへの情熱的なこだわりとともに、私たちは、自社畑の驚くべき多様性を活かして、何世代にもわたって受け継がれる最高品質のワインを造っています。
自社畑が私たちのアイデンティティの基盤であると同時に、ソノマ・コーストのシャルドネは、冷涼気候の優れた果実の広がりのある味わいで、エレガントなワインを造ることを可能にしてくれます。
2023年は自社畑に加え、ソノマ・ロス・カーネロス、チョーク・ヒル、ロシアン・リヴァー・ヴァレー等の多様な畑のシャルドネを使用しています。
これらの畑は太平洋とサン・パブロ湾からの霧の影響を強く受け、土壌は、ロシアン・リヴァーは砂質粘土ローム土壌、ソノマ・ロス・カーネロスは堆積粘土ローム土壌です。
このように生育条件の異なる多様な個々の畑のブドウをブレンドすることで、傑出した複雑性、一貫性、コストパフォーマンスを持つワインを造ることが出来ています。
収穫は10月4日から10月30日の早朝、涼しい時間帯に行われ、生き生きとした果実の特徴を維持しています。
ワインは25%新樽のフレンチオークで9ヶ月間シュール・リー熟成されました。
1972年設立のチョークヒルはソノマカウンティのロシアンリヴァー・ヴァレー内のチョークヒルAVAで唯一の100%エステート・ワイナリーです。
ワイナリーを囲む自社畑はユニークな地形、気候そして地質的にも非常に多様性に富んでいます。
ここは冷涼なロシアン・リヴァーと温暖なアレクサンダー・ヴァレーの間に位置し、両方の利点を生かすのに最適ですのでワールドクラスのブルゴーニュとボルドー品種を赤白両方の栽培が可能です。
表土の下にはチョーク色の火山灰の層があり、これがチョークヒルAVAの名前の由来となっています。
またチョークヒルは、カリフォルニアで最大かつ最長のシャルドネのクローン試験を実施しています。
最高の立地とクローン栽培の組み合わせを探求するだけでなく、ワインにさらなるニュアンスと複雑さを求めて、さまざまなクローンセレクションを試しているのです。
この品質への飽くなき探求心がチョーク ヒル エステートのあらゆるブドウ栽培とワイン醸造の判断基準となっています。
ワインメーカーのコートニー・フォーリーは各々のボトルがしっかりと畑のエッセンスを表現するワインづくりをしています。