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Girard Winery

Girard Chardonnay Carneros 2021

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トーストした樽香、マンダリン・オレンジ、白桃、ミネラルの香りが重なり合っています。

中重口でクリーミーな口当たり、リンゴ、ストーン・フルーツ、レモンメレンゲパイ、そしてほのかに塩味があり、しなやかで、爽やかな余韻が続きます。

フレッシュで華やかさもあり、今飲んで楽しめますし、数年間落ち着かせて飲むことも出来ます。

2021年の生育期は、雨の多い1月、2月で始まりましたが、その後の残りの季節は、ほとんど雨は降りませんでした。

乾燥した季節が続き、早春に芽吹きが始まり、開花、そして通常よりも早い結実となりました。

春から夏にかけての気温は穏やかで、熱波のような急激な暑さもなかったため、7月の色付きは均一でした。

干ばつが続いたこともあり、収量は自然と少なくなり、凝縮された風味豊かなブドウに成熟しました。

カーネロスはソノマ郡とナパ郡にまたがるサンパブロ湾の北に位置しています。

サンパブロ湾に近いことで、冷たい霧と午後の海風の影響を受ける為、ナパ・バレー北部のAVAと比較して、より涼しく穏やかな気候になります。

カーネロスの涼しい気候は、シャルドネのような冷涼な地域を好む品種の栽培にとって魅力的です。

畑にはディジョン、ウェンテ、ロバート・ヤング・クローンが混在しています。

ナパの老舗ワイナリーを元ソムリエのパット・ロニーが2000 年に引き継いでから、現在のジラード・ワイナリーの歴史が始まりました。

オーナーであるパット・ロニーのキャリアは、シカゴにあった伝説のレストラン「パンプ・ルーム」のソムリエに始まりました。

その後、出身地であるカリフォルニアに戻りワイナリーで働き、最終的にはシャトー・セント・ジーンの社長にまで上り詰めました。

またDean & Deluca の経営にも参加するなど食文化に精通した彼が、新しい世紀に入って始めたワイナリーがこのジラード・ワイナリーです。

パットの人脈を生かし、自社畑をはじめナパ・ヴァレーのヴァレーフロアから山岳地帯まで、幅広いレンジの銘醸畑から高品質のブドウを調達し、それらのブドウから多様性あるナパ・ヴァレーの本質を表現するワインを造っています。

カベルネ・ソーヴィニョンはもちろんのこと、マルベックやプティット・シラーの単一品種ワインや、高樹齢のジンファンデルまで、個性あふれるワインを造っています。

パットと同じレストラン業界から転身したグレン・ヒューゴは、ジラードのハーベスト・インターンから始まりワインメーカーになった人物です。

現在は次々と新しい事にチャレンジし、昔ナパでも造られていたというローヌ系品種のフィールドブレンドを復活させたり、米・仏・ハンガリー産の樽材を組み合わせて小樽を作る「フュージョン・バレル」を樽メーカーと開発したり、様々なプロジェクトに取り組んでいます。

また、2018 年に完成したカリストガのワイナリーでは独自のグリーン・プログラムを導入し、太陽光パネルでワイナリーで使用する95%の電力をまかない、夜間の冷気を利用したセラーのクーリングシステムを採用し、また、気候変動による干ばつ問題が深刻になりつつある中、水の再利用や最低限の水で樽を洗浄できるマシンの導入など、あらゆる分野でサステイナブルなプログラムを実践し、将来の世代に繋がるワイン造りを目指しています。